こんにちは、ラベンダーです。
なんとか12月までは完走しようと思っているのですが、個人的にやる気が出なくて、思うようにならないですね。
今後、公開記事を書くことは激減すると思います。
ただ、今回の悠仁親王の「赤点」騒動。
これは書くしかないので、気力を出していきたいと思います。
今回の悠仁親王の「赤点」記事についてですが、
あまりにも問題が多すぎて長くなるので、2回にわけて書きます。
はじめに
そして、あらためて確認しますが、
天皇家支持者・秋篠宮支持者の争いとは無関係ですし、
そういう誹謗中傷・名誉棄損の戦争してる人たちとは関わりたくもありません。
そもそも、秋篠宮家に批判的な一般人は、
天皇派ではなく一般人として秋篠宮家に憤慨してます。
私もそうです。
ところが
天皇家支持者VS秋篠宮支持者の誹謗中傷戦争が激化し、一般人がまともに意見表明できなくなってしまいました。
特に、ユーチューブを中心とした秋篠宮家への誹謗中傷は、もはや言論ではなく、不法行為です。
陛下の誕生日会見等のお言葉によれば、陛下は自由と民主主義および言論の自由をリスペクトする立場だと理解してます。
誹謗中傷と「意見の異なるものへの集団攻撃」は、陛下の御心に沿うものとは思えません。
しかし、
現状は、皇室言論は、罵詈雑言と誹謗中傷に支配され、まともな議論が成立しない。
反対派を攻撃し、二度と言論させないよう叩きのめす。
ヤクザの抗争のような状態が続いております。
だから、私のブログは、
普通に、真っ当な議論を意見交換をしたい人たちへ向けて、書いております。
せめてこの小さな空間は、真っ当な議論なり意見交換が成立する言論空間でありたい。
そう考えて今日までやってきました。
この国には、誹謗中傷人間以外の人間も生活しております。
一般人が語れる場所を攻撃するのは、止めていただきたいとお願い申し上げます。
その点ご理解の上、お読みいただければ幸いです。
問題の記事は、以下のリンク先にあります。
一読しておいてください。
<WEB女性自身の記事>
誹謗中傷してない、事実を言ってるだけ
天皇家支持者が秋篠宮家を誹謗中傷・名誉棄損する際に使う常套句
誹謗中傷してない、事実を言ってるだけ
というのがあります。
まずは、ここからやります。
事実であれば、誹謗中傷ではないのか?
OKなのか?
例を出しますね。
ア)彼女は、最低な女
イ)彼女は、妊娠中絶を繰り返す、最低な女
この(ア)と(イ)を比較したとき、
(ア)は、単なる悪口です。
(イ)は、「妊娠中絶を繰り返す」という事実が含まれてます。
(ア)が、誹謗中傷になりうるとして、
では、(イ)は、事実だからOKなのでしょうか?
仮に、彼女が「妊娠中絶を繰り返す」人であったとすれば、
彼女が「妊娠中絶を繰り返す」は事実だから、これは誹謗中傷じゃない。
事実を述べただけだからOK
という主張が成り立つのでしょうか?
あり得ないですよね。
法律論以前に、社会常識でわかると思います。
むしろ
(ア)と(イ)を比較した場合。
事実が含まれている(イ)のほうが罪が重い。
感覚的に当然だと思いますよ。
誹謗中傷派の皆さんも(イ)がセーフだとは思わないでしょう。
もし、事実を述べただけだから何でもOK
という感覚をお持ちなら、それは誹謗中傷のやりすぎで、感覚が狂ってます。
民事・刑事の法的責任を追及され、取返しのつかないことになる前に、
ネットから離れることをおすすめしたいですね。
で、法律の話が出ましたので、
この話が法律でどうなるかと言いますと、
(ア)は、単純な誹謗中傷、つまり「侮辱罪」(刑法231条)
(イ)は、「事実の摘示」があるので、「名誉棄損罪」(刑法230条1項)
の可能性があります。
それぞれ、罪の重さを見てみますと
(ア)侮辱罪(刑法231条)
事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、一年以下の懲役若しくは禁錮若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
(イ)名誉棄損罪(刑法230条1項)
公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。
当然の帰結ではありますが、
(ア)の侮辱罪よりも(イ)の名誉棄損罪の方が罪が重いです。
そして、
(ア)と(イ)の違いは、「事実の適示」があるかないかの違いです。
また
「その事実の有無にかかわらず」
とありますので、
その事実が、真実かどうかは関係ありません。
真実を述べても名誉棄損は成立しうる。
真実だからOKではありません。
ということは、誹謗中傷派の皆さんの常套句
誹謗中傷してない、事実を言ってるだけ
というのは
「侮辱」はしてない、「名誉棄損」してるだけ
と言ってるようなものですよ。
大丈夫ですか(笑)
という話ですよね。
「事実を適示」した方が罪が重くなるのに
堂々と、それを主張するというのは、意味わからないです。
まあ、一部の人が勘違いして言うだけならいいですが、
この論法は、広く誹謗中傷派の人々へまん延しているようです。
誹謗中傷じゃない、事実だからOK
というインチキ論法がエスカレートして、ムチャクチャな名誉棄損が横行してます。
天皇派・秋篠宮派、どちらにもあります。
たとえば、こういうネット中傷です。
- 雅子皇后・紀子妃の出自を差別的に中傷する
- 愛子内親王・悠仁親王を障害者呼ばわりする
- 特定の皇族を不倫の子だと中傷する
この差別的ヘイトは。犯罪以外の何ものでもないと思います。
しかし、誹謗中傷派は、
誹謗中傷してない、事実を言ってるだけ
というインチキ論法で、深刻な名誉棄損・人権侵害を正当化してます。
いつまでも、いつまでも、差別的なヘイトを止めない。
だから、いいかげん
皇室・宮内庁は、こういう行為に断固とした措置を取るべきです。
皇室・宮内庁が、雑誌記事などの反論しないという態度を取るのは、それは自由だととしても、ここまで深刻な名誉棄損・人権侵害を放置するのは、正しい態度とは言えません。
むしろ、毅然と対峙すべきではないですか。
日本皇室は、あらゆる差別を許容しない!
と堂々と言えばいいことじゃないですか。
日本皇室は、差別や人権侵害に対して、断固として戦う!
そう言えば、拍手喝さい。
大多数の国民は、その皇室の毅然とした態度を支持すると思いますよ。
天皇陛下のご英断が待たれます。
結局、この誹謗中傷問題を解決できるのは、
皇室の毅然とした態度
しかないと思われます。
誹謗中傷と批判の区別
誹謗中傷派の常套句
誹謗中傷してない、事実を言ってるだけ
というのは、深刻な名誉棄損・人権侵害を正当化する
とても問題がある論法ですが、
たぶん、こういう言い方をするには、以下の理由があるものと思われます。
そもそも誹謗中傷とは、
「根拠のない悪口を言いふらして他人の名誉を損なう行い」
ということ。
人の悪口を言う「誹謗」と根拠のない内容で人を貶める「中傷」の2つを合わせた言葉です。
で、ここで問題になるのが「根拠のない悪口」ということ。
「根拠のない悪口」だから誹謗中傷であって、根拠があればセーフの可能性はあります。
要するに、根拠のあるものは「批判」ということですからね。
たとえば、こんな感じですね。
A)小室圭は、おかしい
B)小室圭の、莫大な国費警備は、おかしい
ざっくりとした理解を重視するために、おおざっぱな話をします。
A)は、ただの悪口(誹謗中傷)ですが、
B)は「批判」として成立する可能性があります。
あくまで、可能性です。理由は後述します。
この(A)の「誹謗中傷」と(B)の「批判」。
何が違うかというと、事実の存在、です。
誹謗中傷には、事実は存在しません。
ただ、悪口を並べるだけ。
だけど、
B)には「莫大な国費警備」という事実が存在してます。
つまり、「批判」は、事実を評価なり検証することによって成り立つものですから、前提として事実の存在があるのです。
そこで、ざっくりと簡略化すると
A)誹謗中傷 ⇒ 事実なし
B)批判 ⇒ 事実評価あり
つまり、
事実のあるなしが、「誹謗中傷」と「批判」を区別するひとつの基準になってます。
だから、誹謗中傷派の言う
誹謗中傷してない、事実を言ってるだけ
というのは、
自分たちは「誹謗中傷」ではなく、「批判」をしてるのだ。
ということを言いたいのだと、善意には推測されます。
事実があるから、誹謗中傷じゃない、批判だ。
そういう単純な公式のようなものをどこかで覚えたのでしょう。
誹謗中傷と批判を区別するのは、事実だと。
事実があれば、誹謗中傷ではないのだと。
しかし、
事実を示しただけでは、「批判」としては成立してないです。
「批判」として成り立つためには、事実評価や論証が必要であり、短い言葉でできるものではありません。
検証したり、証拠を並べたり、論証したり、いろんな要素の総合によって「批判」は成立してます。
ツイッターのような短文で、「批判」レベルの事実評価ができるわけありません。
ある程度の長さの文章は必要です。
最近、世の中の流れで、言論が短文化されてます。
長文は読まれない。
それが良いか悪いかは、置いとくとしても、短文で「批判」を書くのは難しいです。
小室圭の例でいえば、
皇室特権を使ったとか、国費警備が問題だという「批判」をするなら、
その事実を検証・論証した、ある程度の長文が必要になります。
短文で、
「小室圭が、皇室特権を使いまくるのはけしからん」
というだけなら、これだけでは「批判」ではなく、悪口です。
真っ当な「批判」にするためには、いろんな検証なり論証が必要です。
しかし、
今のネット言論に参加してる人は、
長文は読みたくないし、書きたくない
という人だらけのようです。
また
「誹謗中傷」ではなく「批判」を書くには、努力が必要です。
いろいろ調べる必要がありますし、時間もかかります。
でも、努力はしたくない。
なので、ツイッターような短文メディアを使って、
結局、気に入らないことへ誹謗中傷をぶつけるしかない。
そういうことだろうと思われます。
そして、そういう短文の誹謗中傷を繰り返すうちに、感覚がマヒしてきて、深刻な名誉棄損・人権侵害を平然を行ってしまう。
危険ですね。
だから、誹謗中傷社会というのは、現代のネット社会の必然かもしれませんが、
2022年10月から、ネットの誹謗中傷に対する裁判手続きが簡略化され、今までよりも時間も費用もかからなくなりました。
ツイッター・グーグルといった外国法人への開示請求もやりやすくなってるそうですので、今後は、誹謗中傷が裁判沙汰になるケースが増えると思われます。
裁判沙汰になれば、公開法廷で争われるわけですから、実名もすぐにバレてしまう。
もし、政府や皇室への誹謗中傷がさらに増加することになれば、「侮辱罪」「名誉棄損罪」のさらなる厳罰化や訴訟手続きの簡略化および賠償の高額化が進むとも予想されます。
医師で作家の知念先生へ医療ヘイトしてた人への賠償請求で、和解額とか公開されてましたが、普通に100万越えしてますからね。
ツイッターみたいな短文の名誉棄損でも、10万、20万で済む話じゃないですよ。
しかも、
皇室案件なら、メディアが報道するかもしれません。
そうすると、ネットで実名さらされたりして、人生ヤバイことになりませんか?
ツイッターでも、5ちゃんでも、ガルちゃんでも、
被害者が、裁判所へ開示請求すれば、個人は容易に特定されます。
誹謗中傷・名誉棄損、
かなりハイリスクだと思います。
雅子皇后の出自を名誉棄損してる人たち。
悠仁親王を障害者呼ばわりしてる人たち。
DNA鑑定が必要だと人権侵害してる人たち。
人生を棒に振りかねないリスキーな行為をしてる自覚はあるのでしょうか?
人生を棒に振ってまで皇族を誹謗中傷・名誉棄損して、
天皇皇后両陛下や秋篠宮夫妻が喜んでくれるのでしょうか?
今後、誹謗中傷は、どんどんリスクの高い行為になると思われますので、誹謗中傷派の皆さんは、今のうちに路線変更しておくのが賢いのではないかと、個人的には思います。
名誉棄損ではなく批判というためには
じゃあ、事実を評価・論評すれば、それはすべて「批判」として許されるのか?
表現の自由と人権との調和の問題もあって、難しい問題です。
国によって、名誉棄損に対する社会規範の違いもあるし、簡単に一般論として言えない意味はありますが、とりあえず日本の法律では、名誉棄損ではなく「批判」というためには、以下の要件を満たす必要があるようです。
- 挙げた事実に公共性がある(公共性)
- 公益目的での行為である(公益目的)
- 情報の内容が真実であるか真実と信じるに足りる相当な理由がある(真実性)
専門家ではないので、この詳細な説明は割愛させていただきますが、
事実を評価し「批判」というレベルだというには、いくつものハードルを越えないといけません。
さらに、
そもそも事実を適示すること自体が個人のプライバシー侵害になる場合があります。
たとえば、先に例示した
「彼女は、妊娠中絶を繰り返しているから、最低だ。」
という話。
検証や論証したら、許される「批判」になるのですか?
無理ですよね。
事実を論評する以前の問題。
妊娠中絶が事実であろうとなかろうと、その事実を適示すること自体が名誉棄損ですよ。
社会的にも、許される限度を超えてます。
書くこと自体が名誉棄損ですよ。
雅子皇后や紀子妃、愛子内親王や悠仁親王への名誉棄損も同様です。
たとえば
愛子内親王や悠仁親王に発達障害や精神的問題があると主張する行為。
本当かウソかは、当然、関係ありません。
そもそも、そういう「事実の適示」自体が名誉棄損、すなわち犯罪でしょう。
人権侵害でもあるし、許されざる行為ですよ。
それを
誹謗中傷してない、事実を言ってるだけ
と言って自分を正当化しても、
犯罪行為であることに変わりはありません。
いいかげん、自分たちのやってることに気が付くべきだと思います。
名誉棄損でなく批判だというなら、
相手の人権を尊重し、法律や社会常識は守るべきです。
そのうえで、きちんと文章を書いて丁寧に論証すべきです。
現実的に、「誹謗中傷・名誉棄損」なのか「批判」なのかは、判断が難しいところはあります。
現実の言論界でも、訴訟だらけですからね。
特に、権力に立ち向かうのに、100%安全な言論は難しいでしょう。
ギリギリを攻めざる得ないというのは、理解してるつもりです。
しかし、ロクに論証も検討も何も努力しないで、
誹謗中傷・名誉棄損を書き散らして、
誹謗中傷してない、事実を言ってるだけ
というデタラメ論法によって自己正当化するのは、
あまりにもムチャクチャですよ。
そして、そのムチャクチャが皇室言論の主流というのは、絶望的に終わってます。
いったい、このような皇室問題における誹謗中傷地獄がいつまで続くのか。
現在の皇室言論の状況では、希望は見えません。
暗澹たる気分です。
ということで、長くなりました。
悠仁親王の記事を検討するのに、この説明を長々とした理由は、なんとなく想像できると思います。
私は、90%以上、秋篠宮家を批判してますので、反秋篠宮家と思っていただいて結構ですが、それにしても秋篠宮家への誹謗中傷は目に余るものがあります。
特に、悠仁親王は未成年なので、一定の配慮があってしかるべしですが、ムチャクチャな動画が横行してますからね。
マコムロ問題があるので、秋篠宮家の味方をするのは、とても不本意ですが、さすがに犯罪行為・人権侵害行為の横行は黙って見過ごすわけにはいかないです。
秋篠宮家が気に入らないから、集団リンチOKというなら、それは犯罪者と同じ目線ですよ。
だから、書く機会を狙ってましたが、12月にブログが終了してしまう可能性があるので、さすがに、ここで書くしかないので、頑張って書いてます。
反マコムロをやめたわけでないので、その点はご安心くださいませ。
それとこれとは別です。
さて
とりあえず、誹謗中傷に関する基本知識を確認しました。
次は、具体的に記事内容を検討したいと思います。
続きは、次回ということで
ラベンダーさま、こんばんは。
留守をしている間に多くの励ましたあったようで、少しは癒されましたでしょうか。
今回の記事にすっきりいたしました。
ありがとうございます。
無意味な対立に辟易しております。
どっちもどっち。
一番いやらしいのは、自分たちが支持するほうをよく見せるために、
相手をことさら悪く言うことですね。
典型的なのが、皇后陛下のお出ましですね。
ご公務にお出ましになられたことが気に食わなければスルーすればいいものを、
あえて記事にして、あげくの果てには「服のしわが~」「体形が~」のレベルで
悪口をいうわけですから…。
あれでは、言われたほうは病みますよ。
以前は代表取材?が許されていた運動会等の学校行事も、
紀子さまが報道陣をシャットアウトしたのも当然の措置なのかもしれません。
VSブロガーさんたちは、時間をかけてブログを書いてもあのスタンスを変えない限り、不毛だということに早く気付いて欲しいものです。
あれではまるで、ママ友グループのボスママ同士の対立みたい(笑)。
ラベンダー様、おはようございます。
お身体の調子はいかがですか?
公開記事をありがとうございます。
総論、じっくり読ませていただきました。誰にとっても反論の余地のない正論だと思います。
私も、誹謗中傷やVSには辟易しています。
それにしても、悠仁親王の成績に関する記事は驚きでした。
どこまで本当かは分かりませんが、誰がどんな意図でこの記事を載せたのか…
続きの記事を楽しみにしています。
失礼します。
おはようございます。ラベンダーさんの並々ならぬ意志を感じる記事を、ありがとうございます。
マコムロの件は、本気で皇室の行く末を案じている人が多かったと思う。彼らの出国までに本当は何があったのか、庶民にわかるはずもなく、かと言って見て見ぬふりをできる時代ではない…。誹謗中傷に隠れてしまったのかもですが、沢山の本気の声があったはずなんですよね。
「結局、この誹謗中傷問題を解決できるのは、皇室の毅然とした態度しかないと思われます。」
仰るとおりです。本気で応えて欲しいけど…それができるのかどうか…。皇室も誹謗中傷の嵐だったでしょうけど、国民だって皇室には落胆続きでした…。