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天皇誕生日コメントと能登地震

ラベンダー

こんにちは、ラベンダーです。

この時期は忙しいというのもありますが、なんだか皇室ウォッチのやる気がでないですね。

天皇陛下の誕生日会見を分析する必要があると思いますが、

失望しかない

そんな感じで、やる気が出ないですね。

そもそも最近の皇室情勢。

真面目にウォッチしてると、やる気なくすようなことしか起こりませんけど、

誹謗中傷人間の方々は違うようです。

攻撃する無限エネルギーが尽きることなく、毎日、毎日、誹謗中傷を継続してます。

見ての通り、誹謗中傷には終わりがありません。

毎日この調子だと、たぶん死ぬまで中傷を続けるのでしょう。

そして

そういう人がそこらじゅうに存在する。

最近、危機感が共有されつつありますが、ネット中傷は社会全体に悪影響を及ぼす深刻な問題です。

社会全体が蝕まれてます。

皇室もそうですが、

今回の能登地震の被災者も、そのマイナス影響を大きく受けてます。

今日は、そのあたりの雑談を軽くやります。

<天皇誕生日関係記事> 

<愛子さま大絶賛キャンペーン関係記事> 

目次

1000円徴収問題

数日前に、奥能登地域でのボランティア活動時間の確保のため、穴水町に「奥能登ベースキャンプ」が開設されました。

今までボランティア活動は日帰りでやるしかなく、珠洲市など遠い場所では、長くても現地4時間程度の作業しかできませんでした。

今回、ボランティア宿泊施設を設置することで、長時間の作業が可能となった。

「今ごろですか?遅すぎないですか?」という批判は置いといて、これはこれで被災地支援の大きな進展ではあるのですが、ネットでは、これが叩かれることになりました。

何が叩かれたかというと、この「奥能登ベースキャンプ」を利用するボランティアの人たちから、(食事代)として1人1,000円徴収することにしたのですが、

この1000円徴収が、ネットで叩かれました。

「石川県災害ボランティア 奥能登ベースキャンプ」注意事項

ボランティアは「自弁」が基本なのは理解してますが、今は、被災者への貴重な食事を奪うという切迫した状況ではありませんからね。

わざわざボランティアに来てくれた人たちへ、食事くらい無償で提供してもバチは当たらないと思いますが、

わざわざ炎上させるような話じゃない。

こんな感じで、ネットで軽く炎上しましたが

これに対して反論する人もいたりして、プチ炎上があったわけですが、

ハッキリ言って被災者の方々や支援してる人からすれば、どうでもいい問題です。

1000円払うかどうかよりも、はるかに重要な問題は、

ボランティアの稼働人数が少なすぎる

ということです。

石川県が統括してる公式ルートのボランティア活動では、

輪島市や珠洲市といった激甚被災地であっても、それぞれ1日に40人程度の稼働しかしてません。

1日40人程度が、4時間くらい稼働するだけ。

これでは生活回復まで何十年かかるのか、という話ですよ。

現在、被災者は

人間らしい生活ができない

という大問題があります。

水が使えないということは、トイレも風呂も使えないし、まともに生活も仕事もできません。

劣悪な環境で無収入のまま、先の見通しも何もない状態ですよ。

お金にかなりの余裕がない限り、どこか別の土地へ逃げることも難しい。

2月1日に決定した義援金の第1回配分の5万円ですら、支給されてない人が大勢いる。

人間らしい生活ができない

解消するためには、深刻な問題が山積みですよ。

重要なのは、仕事がない、お金が厳しい、再建のめどが立たないといった経済面でしょうか。

なので、

まず重要なその点について、議論されたり炎上したりするならいいですよ。

国民の声として、国や行政に対して、一定のプレッシャーくらいにはなるでしょう。

けど、大切な話には興味を示さない人が多くて、

「1000円払うかどうか」みたいなどうでもいい話が炎上。

終わってますよ。

忘れられてゆく能登震災

になってしまってます。

結局、「1000円払うかどうか」みたいな話で、炎上というか叩き合いをしてる人たちは、被災者のために何かを訴えてるわけじゃなくて、

叩くネタがあるから叩くだけ。

そういうバッシング星人とか叩き屋なんでしょう。

叩くのが目的であって、被災地がどうなろうと知ったことじゃない。

能登震災関連の情報は毎日チェックしてますが、日に日にそういう人が増え続けてるのを感じますね。

そして、どんどん忘れられてゆく能登地震。

被災直後と何も変わってない

とおっしゃる被災者の方々は多いです。

にもかかわらず

忘れられてゆく能登震災

どうにかならないものでしょうか・・・

炎上をおそれて委縮するメディア

芸能人などの被災地支援。

そういうものがメディアに取り上げられることによって、被災地支援の機運が盛りあがる。

そういう意味では、どんどんメディアが報道して、盛り上げるべきだと思います。

ところが、あまり話題になってないです。

最近では、舘ひろしさんが、石川県輪島市と富山県氷見市で計4日間で1500食の炊き出しを提供されましたが、報道は抑制的でこの件を知らない人も多いと思います。

皆さんも、どんな芸能人が被災地支援を行ったか、ほとんど知らないですよね。

芸能界で、福祉活動のレジェンドと言えば杉良太郎さんだと思いますが、御年79歳にして、今回も精力的に支援されました。

詳しくは、以下の記事で。

【被災者が号泣】杉良太郎「売名?どうだっていい」能登半島で完全自腹の炊き出し、私財40億円の“偽善”

御年79才。この人の行動力には、誰も敵わない。1月19日、俳優で歌手の杉良太郎が、能登半島地震の避難所・石川県金沢市「いしかわ総合スポーツセンター」で、炊き出しを行った。寒風吹きすさぶ中で、自らメニューを考案した肉うどんを約300人分も振る舞い、デザートのイチゴのヘタも、自ら1つずつ包丁で切り取るほどだった。

「(被災者には)精神面のケアがすごく大事。(今は)ショックから不安に変わってますから」

 杉から、うどんを手渡された70代女性避難者は「顔見ただけで元気が出ました」と感激。車いす姿の80代女性は、杉の手を握り号泣した。芸能生活59年間、福祉活動や寄付に私財40億円以上も投じてきた杉の手は、この日も温かかった。

(中略)

 現地での被災地支援は、1995年の阪神・淡路大震災に始まり、2004年中越地震、2011年東日本大震災、そして今回。平穏が戻った後も、それら各地での定期慰問は欠かさない。ほかにも、約30年間かけて、ベトナムでは数多くの学校や孤児院を設立。数百人の孤児を養子にしてきた。実は、昨年の12月もベトナムへ子供たちに会いに飛んでいた。

 学校を50校建設したバングラデシュなど、他のアジア諸国や南米など世界中でも福祉活動を続ける。別に、ユネスコや赤十字といった組織や機関ではなく、全て個人活動で、だ。

 国内でも、15才時から刑務所慰問を続けていて、現在は法務省下で特別矯正監の役も兼務中。2010年の尖閣諸島問題では、中国が日本へのレアメタル輸出を停止した際に、杉がベトナム産の輸入を主導して、国難を救っていた。「人助け」こそが杉の人生だ。

「ここで神経を使わないようにね」、「うどんで温まってって」、「できるだけ体を休めてね」。杉は、被災者たちの肩に手を添えて、一人ひとりに声を掛け回っていた。

NEWSポストセブン 2024.1.22

この件についても、あまり知られてないように思われます。

杉さんだけでなく、現地入りして炊き出し支援などをされた有名人の方は結構います。

ガンガン報道して被災地支援を盛り上げて欲しいと思いますが、そうはならない。

理由はいくつもあると思いますが、ひとつには有名人の方自身が盛り上げ報道を希望しないというのがあると思います。

ネットでバッシングされるから

杉良太郎さんの記事にも出てきますが、こういう支援をすると、「売名」「偽善者」というバッシングを受けるのが通例のよう。

ネット以前からあった話でしょうが、ネットの時代になって、大量にバッシング星人とか叩き屋が発生するようになった。

せっかくの善意でやってるのに、叩かれて不快にさせられるのはバカバカしいですよ。

だから、大ぴらに告知せず、ひっそりと支援する有名人の方が増えているように思われます。

それは、それで悪いことではないですが、しかし、それでは盛り上がらない。

バッシング星人とか叩き屋がもたらす「炎上」をおそれて、支援する側もメディアも委縮してる。

委縮して、ひそかに支援みたいなものを良しとしてしまうと、結局、今の状態になる。

盛り上がらない被災者支援。

その結果が

忘れ去られた能登震災

という状況。

ネットの誹謗中傷問題というのは、単純に個人が傷つけられる次元にとどまらず、社会全体に悪影響を及ぼしている。

「炎上」や「バッシング」を恐れるあまり、報道や情報発信が委縮してる。

そのため、

本当に称賛すべき善行が称賛されないとか、盛り上げるべき支援が盛り上がらないとか、悪影響が出てる。

それが今の能登地震問題の過疎化のひとつの原因だと思われますね。

どんどん報道して、どんどん盛り上げて欲しい。

そう思いますが、日に日に報道は少なくなり、感心が薄れていってますね。

まだ50日くらいしか経過してませんが、過去の出来事になってるのは、悲しいことですよ。

<震災関連の記事> 情報は、随時更新してます。

皇室の能登震災対応

さて、皇室。

コロナの時もそうでしたが、国難であろうと震災であろうと何もしない。

何もしないのが皇室の伝統

みたいですので驚きはないですが、ここまでヤル気がないというのは、どうかと思いますね。

たとえば、宮内庁のホームページをみてください。

そもそも「能登地震」についての項目はないし、誰が何をしたかもわかりません。

わざわざ探さないと、「能登地震」について皇室が何をしたかわからない。

どれだけ、ヤル気ないのか。

国民に寄り添う皇室っていうのは、どこにあるのですか?

なお、ホームページを掘って探すと見つかりますが、

公式に「能登地震」についての皇室からのアクションは、以下のとおり。

「金一封」って・・・・

驚きしかありません。

ちなみに、熊本地震の際には、翌日に「お見舞い」が知事へ伝えられました。

ノンビリとやるのが令和流。

というのは、よく承知しており、

言っても無駄かもしれませんが、言わないわけにはいかない。

なぜなら、

今、皇室には、被災者のためにできることがあるからです。

それは、被災地を訪問したりして

被災地支援を盛り上げること

忘れられた能登という状態を改善するために、率先して能登を話題すること。

という、とても重要なことができます。

行くことが被災者支援なんですよ。

だから、まずは、

両陛下の被災地訪問。

両陛下が行かないことには、他の誰も公式には行けません。

こうしているうちにも、被災地への支援ムードはどんどん冷めてます。

まだ何も人間らしい生活が回復してないのに、どんどん忘れられてゆく被災地。

そんな状況ですので、けっこう、緊急性はあると思いますよ。

何も特別なことをしなくいいですから

被災地への訪問

可能な限り早くしていただきたいです。

被災者の声を聞いて、メディアに報道させる。

そして、順次、皇族の方々も訪問し、いちいちメディアに報道させる。

情けない話ですが、それがストレートに被災者のためになるくらいに、忘れられつつあるのが能登地震。

国民に寄り添う皇室

それを証明する絶好の機会ですよ。

被災者の皆さんへ、

1日でも早く、人間らしい暮らしを取り戻してあげたい

そう思って、

今こそ皇室の力を見せるときです

・・・・

と、と、と

いう感じで、天皇陛下のお誕生日会見のコメントを注目してたのですが、

もう、見事に、ヤル気ないようですね。

お誕生日会見でも、雅子皇后や愛子内親王については長々とお話されてましたが、能登について触れたのは、ほんの少しだけ。

本当に、ヤル気ないんですね。

気持ちは、愛子さま大絶賛キャンペーンでいっぱいなのでしょう。

また、最近の報道では、

3月下旬の被災地訪問を調整中だそうですが、

それは、誰の都合ですか?

現在、道路の啓開・復旧作業に当たってきた皆様の超人的なご活躍により、アクセスは劇的に改善されてます。

金沢から珠洲まで、渋滞なければ車で3時間程度で行けるそう。

能登空港の離発着も問題ない。

さまざまなところで、震災前と、それほど変わらない状況まで改善されてます。

被災地へ行くのが迷惑というのは過去の話です。

今は、

人がいない、忘れられて、過疎化して困ってる。

状況がぜんぜん違うわけですよ。

何で、3月末まで行けないのか、意味はわかりません。

もしかしたら、

寒い能登には行きたくないってことでしょうか。

暖かくなってから行こうと。

頭の中が、皇位継承の話でいっぱいだから、能登どころじゃない。

そういうことかもしれませんし、両陛下にもご都合はあろうかと思いますが、

でもね。

もう一度、言いますが

国民に寄り添う皇室っていうのは、どこにあるのですか?

今こそ、能登のために、皇室の力を示すべきときです。

よく、お考えいただきたいと存じます。

ということで

天皇誕生日コメントについては、詳細な分析をやる必要があると思いますが・・・

そもそも秋篠宮殿下のお誕生日コメントを分析しつつ、秋篠宮邸問題をやらないといけないので、このまま天皇誕生日コメントについてはスルーの可能性もあります。

何とも言えないですね。

陛下にも殿下にも、失望しかないので、どちらにせよモチベーションは上がらないですね。

そもそも論で言えば、

当ブログは、天皇家支持者VS秋篠宮家支持者の誹謗中傷戦争から距離を置いて、冷静に現実を把握することで、明るい皇室の未来を考察しようとする立場です。

しかし、天皇家が分断戦争を志向するのであれば、どうしようもないでしょう。

「明るい皇室の未来」は来ない。

それで話は終わってしまうので、ブログ書く意味を失いつつありますね。

で、今後の予定ですが

基本、3月は年度末で忙しいので、ブログお休み期間の認識でいいと思います。

適当に更新しますが、あまり書けないと思います。

4月になってから、ゆっくりと今後のことを考えてみます。

また、激励の「いいね」ください。

ラベンダー

ではまた

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オクラ
オクラ
9 months ago

こんばんは ラベンダー様
ブログ更新ありがとうございます。

被災地支援の件、ネット中傷による炎上を避けるために、称賛されるべき行動があまり報道されないとは本末転倒ですね。災害大国日本では、誰もが被災者になる可能性があります。明日は我が身。被災地の厳しい現状を正確に報道し、被災地支援を盛り上げて、一日も早く人間らしい生活を取り戻していただきたいものです。

天皇家が愛子さま大絶賛キャンペーンを打ち上げるなら、いっそのこと、両陛下とともに愛子さまも被災地をご訪問なさればよろしいのに。なんなら、ボランティアに参加されれば、それこそYahooニューストップで速報が流れて爆上げされると思うのですが。まさか、大絶賛キャンペーンに被災地を利用してる、と批判されかねないと恐れてるとか?
こんなときこそ、いち早く国民に寄り添わなくて、いつ寄り添って頂けるのでしょうか。天皇誕生日の日、冷たい雨の中、多くの方が一般参賀に出かけておられました。国民の皇室に対する気持ちを受け止めて頂きたいと存じます。

昔は良かったちゃん
昔は良かったちゃん
9 months ago

ラベンダー様

お忙しいところ詳しい論考をありがとうございました。

それにしても被災者の惨状に愕然としています。
そして都内の繁華街ではもう能登大震災のことを忘れたかのような喧騒が。。。。

絶対このままでは済まないと思います。また思いがけない災害が我々を襲うことになると思います。
助け合い、思いやる心を無くしたら自然と神様から手痛いバチを受けることになると思います。。。

私もラベンダー様と同じく色々思うことはありますが、ひとまず天皇皇后両陛下の「被災地への訪問」を静観してみようと思います。
(ただの視察で終わってしまうようであればもうダメですね)

個人的には、天皇陛下の悠仁親王に関するコメントが関心を引きました。
「叔父として甥の成長を見守ってきた」立場に徹していますね。
「天皇として皇位継承者を見守っていない」点が少し気になりました。

「会った時などには、トンボの話や野菜の栽培、また、クラブ活動として行っているバドミントンの話など、生き生きと話してくれますので、充実した日々を送っているのではないかと思います」
と語っておられましたが、これは非常に意味深です。

陛下は今までの会見で繰り返し「誡太子書」(皇位につく者の心得)の重要性を指摘してきていますが、悠仁親王は自分からそれを読もうとしていない、秋篠宮夫妻は悠仁親王に読ませようともしていないことを言外に指摘しているのだと私は受け止めました。

「これから、大学への進路についても考えを深めていくことになると思います。本人が関心を持ち、学びたいこと、やりたいこともあると思いますので、自身の将来をしっかりと見つめながら実り多い高校生活を送ってほしいと願っております」
と言っていましたが、皇位継承者としての意識涵養に全く触れていない点に少し違和感を感じました。

実の親である秋篠宮夫妻に遠慮しているだけなのか、それとも(年齢の割には)まだ幼いので敢えて言わないことにしているだけなのか。。。。

上記はさておき、今は大変お忙しい時期かと拝察します。。。くれぐれもご自愛くださいませ。

瑠璃の光
瑠璃の光
9 months ago

こんばんは。記事の更新をありがとうございます。

陛下は自分の家族を守ること第一主義なのだなって改めて思います。
ここ何年も結婚問題や進学・作文問題で皇室への敬愛が失われようと、「他宮家のこと」で、どこ吹く風。
ご自身の家族がバッシングの対象にならないこと、それが最重要なのかなと。
皇室全体を守るという意思は感じられません。

ご自身が懇願して皇室に入らせばかりに雅子様が精神的に追い込まれたという自責の念があるのかもしれません。
もうお疲れなのだと思います。

精神的に追い詰められたり、皇室の権威を利用しようとする者に近づいてこられたり、皇室というのは不幸な制度という思いが強くなってきています。
誰が皇位を継承しようと、これからも同じような問題が続くのだと思います。

皇室の未来は明るくないと感じます。

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