
こんにちは、ラベンダーです。
佳子さまがブラジルをご訪問されます。
このページでは、ブラジル訪問の詳細を随時速報いたします。
佳子内親王殿下のブラジル御訪問について
宮内庁の公式によりますと、以下のとおりです。
この度、ブラジル政府から、外交関係樹立130周年及び「日本ブラジル友好交流年」の機会に、佳子内親王殿下を同国に招待したい旨の申出があった。
ついては、我が国と同国との友好関係に鑑み、内親王殿下に同国を御訪問願うことといたしたい。
なお、御訪問の途次、アメリカ合衆国にお立ち寄りになる。
御日程は、6月4日御出発、同月17日御帰国の予定である。
(太字、下線等はラベンダーによる)
佳子内親王は、アメリカ合衆国にお立ち寄りにならなれるそうです。
場所はシカゴだそうですが、1日予定が組まれております。
トランジットなんでしょうが、「シカゴ経由」と書けばいいだけのことを「アメリカ合衆国へ立ち寄る」と宮内庁がわざわざ発表するのも不思議な話。
これは興味深いですね。
<日程>
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佳子さまブラジルへ出発
秋篠宮家の二女・佳子さまはブラジル公式訪問のため、4日午後5時ごろ、成田空港を出発されました。
日本とブラジルの外交関係樹立130周年の節目に当たってのもので、佳子さまの外国公式訪問は、去年5月のギリシャ訪問以来4回目です。
アメリカのシカゴを経由して日本時間の5日夜にブラジル・サンパウロに到着し、滞在中は、3月に来日したルーラ大統領への表敬訪問や日系人らによる歓迎行事への出席などが予定されています。
今月17日に帰国される予定です。
2025年6月4日 日テレNEWS
佳子さま、ブラジル到着
秋篠宮家の二女・佳子さまは、日本時間5日夜、ブラジルに到着されました。
佳子さまは、日本時間5日夜、およそ28時間の長旅を経て、ブラジルのサンパウロに到着されました。佳子さまは、長旅の疲れも見せず、出迎えに笑顔で応えられました。
4回目の国際親善訪問で、外交関係樹立130周年の式典や日系人らによる歓迎行事、ルーラ大統領への表敬訪問などが予定され、今月17日に帰国される予定です。
2025年6月5日 日テレNEWS
ブラジル訪問1日目
佳子さまが5日、ブラジルご到着
No dia 5, Sua Alteza Princesa Kako chegou ao Brasil.
イビラプエラ公園の開拓先没者慰霊碑で献花
Prestou homenagem no Monumento aos Pioneiros da Imigração Japonesa no Parque Ibirapuera.
佳子さまは深々と頭を下げられました
Sua Alteza Princesa Kako fez uma reverência profunda
日本館で桜を記念植樹
Plantou uma cerejeira comemorativa no Pavilhão Japonês
鯉の餌やりをされ、笑顔を浮かべた
e alimentou carpas com um sorriso no rosto.
禅の庭園をご覧に
Também visitou o jardim zen.
ジャパン·ハウス サンパウロ御視察
Visita à Japan House São Paulo
入り口にある「ペーパーログハウス」を始めにご視察
Primeiramente, visitou a ‘Paper Log House’ localizada na entrada.
そのほかの展示をご覧になった後、「オブリガーダ(ありがとう)」と言いながら職員全員と握手をしながら館を後にした
Após assistir à apresentação, saiu da Japan House apertando as mãos de todos os funcionários enquanto dizia ‘obrigada’.
2025年6月6日 ブラジル日報
日本人開拓移住者の慰霊碑で拝礼
秋篠宮家の二女・佳子さまは、ブラジル公式訪問の初日、サンパウロにある日本人開拓移住者の慰霊碑で拝礼されました。
28時間以上の旅を経て、ブラジル・サンパウロに到着した佳子さまは、その日の午後、「開拓先没者慰霊碑」を訪問されました。慰霊碑は、ブラジルの日本人開拓移住者の苦労をしのび慰霊するためのもので、上皇ご夫妻や天皇陛下も訪問されています。
佳子さまは、慰霊碑に深く頭を下げられました。
開拓者の中には「無縁仏」となった人も大勢いるという説明に、佳子さまは「こちらで苦労した人たちが。困難だったのでしょう」と話されたということです。
その後、同じ公園内にある「日本館」でサクラの記念植樹に臨まれました。
「日本館」は、71年前、ブラジル日系社会と日本政府が協力して作った和風建築と日本庭園で、両国友好の象徴となっています。
さらに佳子さまは、池で飼われている錦鯉に餌をやられました。
2025年6月6日 日テレNEWS
日本の魅力を発信する展示館へ
世界最大の日系人社会があるブラジルに到着された秋篠宮家の次女・佳子さま。日系人との交流や慰霊などを行う、2週間の公式訪問が始まりました。
およそ28時間の長旅を終え、公式訪問先のブラジルに到着された佳子さま。
「オブリガーダ(ありがとうございます)」
出迎えた関係者から、笑顔で花束を受け取られました。
初日に訪問されたのは、日本の魅力を発信する展示館「ジャパン・ハウス サンパウロ」。プラスチックでできたサッカーボールなど、資源の再利用で作られた物が展示されています。
「組み立てるというのは、どういうふうに。リサイクルとおっしゃったと思うんですけど、何の素材で」
こちらは食品の廃棄物でつくられたコンクリートですが…
「キャベツ?」
案内した担当者は佳子さまについて、「目を見ながらお話しするところに優しさを感じた」と話していました。
最後は、スタッフひとりひとりにポルトガル語で「ありがとう」と挨拶し、展示館を後にされました。
これに先立ち、佳子さまはブラジルで亡くなった日本人移住者らの慰霊碑へ。慣れない環境のもと、病気で倒れ、帰国できずに亡くなった人たちを偲ぶためのものです。
佳子さまは花輪にそっと触れ、深々と拝礼されました。
今回、佳子さまはブラジルの8都市を回り、外交関係樹立130周年の記念式典などに出席されます。現地時間の6日には、日系人団体の歓迎行事に出席し、あいさつされる予定です。
2025年6月6日 TBS NEWS DIG
ブラジル訪問2日目
日系人歓迎式典でスピーチ
ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女・佳子さまが、日系人団体主催の歓迎行事に出席されました。
現地時間6日、「ブラジル日本文化福祉協会」に到着した佳子さまは、子どもたちから大きな歓声で迎えられ、ハイタッチして交流されました。その後は、歓迎行事に臨まれました。
「私の両親や姉もサンパウロ州を訪れ、皆様に心あたたまるお迎えをいただいたことを大切な思い出として持ち続けています。日本から移住された方々とそのご子孫が様々な困難に直面しながらも、日々努力を重ねてこられたことに改めて深く敬意を表します。ムイント・オブリガーダ(ありがとうございました)」
佳子さまは、日本からの移民についての史料館も訪問し、最初の移住船「笠戸丸」の模型などを熱心に視察されていました。
2025年6月7日 TBS NEWS DIG
ブラジル・サンパウロ州、佳子さまに勲章


南米ブラジルを公式訪問されている秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまは6日、サンパウロ州サンパウロにあるバンデイランテス宮殿(州庁舎)でタルチシオ・デ・フレイタス知事から同州の名誉勲章に当たるイピランガ勲章を贈られ、知事らと懇談された。
前日には、サンパウロ市内イビラプエラ公園にある開拓先没者慰霊碑を訪れ、献花された。
日本とブラジルは1895年に外交関係を樹立し、今年は国交が結ばれてから130年の節目に当たる。
2025年6月7日 AFP
サンパウロ州知事と懇談
佳子さまは現地時間の6日、サンパウロ州のタルシジオ・デ・フレイタス知事と懇談されました。
知事が、サンパウロ州にはブラジル全体の半数にあたる、およそ130万人の日系人が住み、経済や文化・スポーツの分野で大きな役割を果たしていることを話すと、佳子さまは日系人を温かく受け入れたことへの感謝を伝えられました。
その後、佳子さまは州に貢献した人に授ける「イピランガ勲章」を受けられました。
これに先立ち、佳子さまはJICA(=国際協力機構)から派遣されている日本人隊員と懇談し、子どもたちに野球を教えている隊員には「チームのお子さんと仲良くなる秘訣はありますか」などと尋ねられていました。佳子さまはJICAの活動について4月、横浜で進講を受けられています。
JICA横浜センター・大野裕枝所長「教育のことですとか、女性のことについては、特にご関心を持っているような印象を受けました。熱心に様々な分野について、メモを取られながら勉強なされていらっしゃいました」
佳子さまは15日まで滞在されます。
2025年6月7日 日テレNEWS
ブラジル訪問3日目
老人ホームで日系人入居者と交流
ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女・佳子さまが、日系人向けの老人ホームを訪れ、入居者と交流されました。
佳子さまは、現地時間の7日午前、ブラジル初の日系人向け老人ホーム「憩の園」を訪問し、入居者から花束を受け取られました。
「どのようにお過ごしですか?」
入居者
「幸せです」
「とても素敵なお花いただいてありがとうございました」
その後、入居者一人ひとりと目線を合わせ「日本から来た佳子です」「お体をお大事に」と声をかけるなど、交流をされました。
日系1世の入居者(89)
「手を出してもらったときに(手が)柔らかくて温かいの。ご訪問いただいて本当に嬉しく思います」
佳子さまは滞在中、ブラジルの8都市をまわり、各地で日系団体と交流されます。
2025年6月8日 TBS NEWS DIG
サンパウロ州の日系人が多く通う学校を訪問
ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の二女・佳子さまは、日系人が多く通う学校を訪れ、生徒らと交流されました。
現地時間の7日午後、佳子さまはサンパウロ州にある松柏・大志万学園を訪問されました。日本とブラジルの国旗を持った児童・生徒らに出迎えられ、笑顔で時折、ハイタッチをしながら応えられました。
中学生までの日系人が多く通うこの学校では、日本語教育や茶道や書道など日本文化の授業も行われ、サンバの合唱パフォーマンスによる歓迎を佳子さまは笑顔で楽しまれていました。
その後、校内に設けられたブラジルの伝統の収穫祭「6月祭」のブースを見学されました。
佳子さまは、手作りの伝統的なお菓子などを前に、「よかったら一緒に食べますか?」と周りにも声をかけ、実際口にして「おいしいです」と感想を述べられていました。
(2025年6月8日放送「ストレイトニュース」より)
秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまは7日午後、ブラジル・サンパウロで松柏・大志万学園を視察された。日本語や日本文化の教育に取り組む学園は、日本との交流事業も実施。上皇ご夫妻と懇談するなど、皇室とのゆかりも深い場所だ。
「すてきなお出迎えをありがとうございました」
佳子さまは、ブラジル恒例の祭り「6月祭」のダンスなどを披露した松柏・大志万学園の生徒らに、にこやかに声をかけられた。
学園には1歳半~15歳までの生徒約430人が在籍。ブラジルの学校では通常、半日制が採用されているというが、同学園は全日制だ。
全科目ポルトガル語で授業をしているが、週3回、日本語の授業を行い茶道や書道、生け花なども学ぶ。1年を通してひな祭りや運動会などの行事も実施。2年に1度の日本への研修旅行もある。
学園では日本語を含めて多言語の文化を取り入れているが、そこには創設者で日系2世の川村真倫子さんの願いがある。
川村さんは12歳のころ短期間の予定で訪日したが、先の大戦が勃発し、終戦後まで日本に滞在した。戦争では友人も犠牲に。その体験から1952年に日本語学校を設立した。
娘で校長を務める川村真由実さんは「命の尊さと、相手を尊敬を敬う心を育てることができれば戦争のない世の中になれるんじゃないかという思いがあった」と語る。
日本文化の教育にも力を入れる理由については「視野を広げて大きな人間になってほしい。日本のことが分かれば、さまざまな国を理解できる」と明かした。
同学園では、在位中の上皇さまと上皇后さまが平成9年、ブラジルを訪問したことをきっかけに毎年、運動会の招待状などを送付するようになった。この招待状について、令和5年の上皇さまのお誕生日の際には「上皇后さまとご一緒に楽しそうにお目を通していらっしゃいました」と宮内庁が紹介している。
日本への研修旅行では一般参賀にも参加。平成11年と30年には、在位中の上皇ご夫妻が、一般参賀に参加した生徒たちと面会された。
ご夫妻の孫にあたる佳子さまの訪問について、川村校長は「日系5世の子供にもなると、日本は『遠い国』になる。佳子さまとお会いできて、ピンとくるものがあったのではないか」と話した。
【サンパウロ=吉沢智美】
2025年6月8日 産経新聞
ブラジル訪問4日目
ブラジル内陸部の都市マリンガ(パラナ州)を訪問


国際親善のためブラジルを公式訪問している秋篠宮ご夫妻の次女の佳子さまは、内陸部の都市を訪問し、日系人たちの歓迎を受けられました。
佳子さまは、現地時間の8日、最大の都市サンパウロから民間機で500キロ余り西にあるパラナ州の都市マリンガに移動し、現地の日系人団体が管理する庭園を訪ねられました。
そして、日本とブラジルが外交関係を結んでからことし11月で130年となるのを記念して植樹されました。
このあと歓迎行事に臨み「日本から移住した方々が、北パラナに入植を始めてから110年がたちました。先人が歩んだ険しい道のりに、思いをはせるとともに、日系の皆さまの歴史を、改めて心に刻んでおります。日本から移住された方々とそのご子孫が、様々な困難に直面しながらも、日々努力を重ねてこられたことに、そして、ブラジルの社会に貢献してこられたことに、改めて深く敬意を表します」とあいさつされました。
佳子さまはマリンガで1泊し、現地時間の9日に、コーヒー栽培の進展とともに開拓が進み、日本人が移住した都市や沖縄出身の日系人が多く住む都市などを訪ねられます。
2025年6月9日 NHK
ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女・佳子さまは、日系人が多く住む都市マリンガを訪問し、現地の学生からよさこいの踊りで歓迎されました。
現地時間の8日午後、佳子さまはサンパウロから飛行機でマリンガに移動し、日系人団体の歓迎を受け、式典であいさつをされました。
「私の両親や姉もパラナ州を訪れ、皆様に心あたたまるお迎えをいただいたことを、大切な思い出として持ち続けています。(本当にありがとうございました)」
日系人の多いマリンガでは、和太鼓や日本舞踊を学ぶ学生が多く、日系4世の学生たちが式典で「最強よさこいソーラン」と題した踊りなどを披露。佳子さまは大きな拍手を送られました。
佳子さまは会場をあとにする際、学生たちと握手し、「迫力があって素晴らしかったです」などと話されました。
2025年6月9日 TBS NEWS DIG


ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女佳子さまは日本時間6月7日、日系人向けの老人ホームや、日系ブラジル人が多く通う学校などを訪れました。このとき着用されたのが、白いカメリアの花と鮮やかな緑の葉がデザインされたワンピース。ブラジルと関係が深い「神戸」ゆかりの商品でした。
佳子さまが着用されたのは、神戸のアパレルメーカージャヴァコーポレーション(神戸市中央区)のブランド「Viaggio Blu(ビアッジョブルー)」が2024年11月に発売した「カメリアプリントワンピース」(59400円税込)。
同ブランドオリジナルのプリントで、「グロッシーなサテンに柔らかで清々しいカメリアの花を敷き詰めました」(同ブランドサイト)。襟ぐりやウエスト、袖口にあしらわれた紺色のリボンが上品さを印象づけています。色は1色展開のみ。
同社担当者らは、佳子さまが着用されたことをニュースで初めて知ったといい、「社内のみならずワンピースの縫製を担当していただいた工場様からもご連絡いただき、皆一様に驚き、大変光栄なことで喜んでおります。そしてなにより佳子さまによくお似合いで、そのことにもスタッフ一同喜んでいます」(同社担当者)。
すでに完売した商品でしたが、同社には9日朝から購入希望の問い合わせが多数入り、急きょ再販が決定。8月末ごろの販売を目指しています。
同ブランドは1990(平成2)年、神戸で創立。今年で創立35周年。ブランド名はイタリア語で「青い旅」という意味。「当初から一貫して海外のラグジュアリーブランドのような高品質素材やデザインにこだわり、特に京都のアトリエ画家と手がけるオリジナルのプリント生地は 絵画のように美しく、 毎シーズンご好評いただいております」(同社)。実店舗は神戸阪急、大丸神戸店、大丸梅田店、大阪タカシマヤ、あべのハルカス近鉄本店、松屋銀座など。
再販の最新情報などは、同社公式サイトやブランドのインスタグラムで。
🔶
神戸とブラジルとは関係が深く、日本からブラジルへの初めての移民船が出港したのが神戸港でした。
1908(明治41)年4月、ブラジルへの移住者781人を乗せた船「笠戸丸」が神戸港を出港。1928(昭和3)年には、ブラジルへの移住者が出港前に一時滞在する「国立移民収容所」が神戸に開設されました。移民収容所の建物は現在、「海外移住と文化の交流センター」として、ミュージアムに。
佳子さまは4月下旬、同センターを訪れ、ブラジル訪問に備えて日本人のブラジル移住の歴史などを学びました。
🔶
これまでも公式訪問先の土地にゆかりのあるファッションや小物を身につけることが多かった佳子さま。今回の神戸ブランドのワンピースも神戸とブラジルとのつながりを意識したのでしょうか。
佳子さまのブラジル訪問は17日までの予定です。
2025年6月9日 まいどなニュース
皇室が長年心寄せてきた日系人の苦難の歴史に佳子さまも耳を傾け交流
ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女・佳子さま。4日目は、今回の訪問で2つ目の都市マリンガに移動し、歓迎式典で日系4世の学生たちの踊りなどを鑑賞されました。
「『若太鼓』を聞かせてもらって、すごくエネルギーを感じました」
外交関係樹立130年にあわせた今回のブラジル訪問。現地の子どもたちとの触れ合いや、日系人アーティストとの交流など、佳子さまは様々な日程をこなされていますが、特に強い思いをもたれていることがあります。
「移住された方々とそのご子孫が、様々な困難に直面しながらも日々努力を重ねてこられたことに、改めて深く敬意を表します」
日本からブラジルへの移住は1908年、当時の食糧不足の問題などから始まり、その後80年以上、国策として推奨されてきました。「ブラジルには金のなる木、コーヒーがある」などとうたわれましたが、実際には慣れない環境のもと厳しい労働を課せられました。
こうした苦難の歴史について、これまで皇室はたびたびブラジルを訪ね、日系人に心を寄せてきました。そして、今回は佳子さまが訪問。
「私の両親や姉もパラナ州を訪れ、皆様に心あたたまるお迎えをいただいたことを大切な思い出として持ち続けています」
日系人やその子どもが暮らす老人ホームを訪問されました。
「素敵なお花、ありがとうございました」
佳子さまは両手で入居者の手を握りしめながら、一人ひとりと会話されました。
日系1世の入居者(89)
「ブラジルに来て60年、コーヒー農場で働いてきた。ご訪問いただいて本当に嬉しく思ってます」
皇室が大切にしてきた思いを、今回も“つないでいく”佳子さまの公式訪問。15日までの滞在中、このあともブラジルの6都市をまわり、各地で日系団体と交流されます。
2025年6月9日 TBS NEWS DIG
ブラジル訪問5日目
本日の流れ
1.マリンガから車で1時間半程度移動し、ロランジアへ
2.パラナ日本移民センターで、開拓先没者慰霊碑に献花。センター内のパラナ州日本移民史料館もご視察。
3.ロンドリーナへ移動
4.パラナ日伯文化連合会をご訪問。桜の植樹。
5.民間機で同国中西部のカンポグランデへ移動
パラナ州ロランジア市訪問
3都市目パラナ州ロランジア市で史料館視察
ブラジルを公式訪問している秋篠宮家の次女・佳子さまは、ブラジルに移住した日本人に関する史料館を視察されました。
現地時間の9日午前9時半ごろ、佳子さまはパラナ州ロランジア市にある史料館を訪れ、日本からの移住者の多くが働いていたコーヒー農園の土について説明を受けられました。
「触ってもいいでしょうか。この土は他にもどのような特徴があるのですか」
日系人が多いこの地域では、およそ60年前に日本風の神輿が作られていて、佳子さまは「祭で使われたのですか」などと熱心に質問されていました。
2025年6月9日 TBS NEWS DIG
集まった日系人などに笑顔で声かけ交流
ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女・佳子さまは、南部パラナ州の日本移民センターを訪問されました。
日本時間の9日夜、佳子さまはパラナ州の日本移民センターを訪れ、110年以上前に日本から移り住み、苦労を重ねた移民の慰霊碑に花を手向け、深々と拝礼されました。
この施設には天皇陛下なども訪問されていて、佳子さまは祭りで使われたみこしや移民の生活を紹介する史料館を見学されました。
説明者:
私たち小さい頃よくお人形なんか作って遊んでいました。
佳子さま:
これでお人形を作るんですか?
佳子さまは、当時の移民たちがコーヒー栽培で活用した、鉄分を多く含むパラナ州の赤土を実際に触り「この土には他にもどのような特徴があるんですか?」などと質問されました。
佳子さまは、訪問を歓迎し集まった日系人などに歩み寄り、笑顔で声をかけ、一人一人と交流されました。
2025年6月10日 FNNプライムオンライン
パラナ州ロンドリーナ市訪問
秋篠宮家の佳子さまは、ブラジル滞在5日目、日系人が多く住む南部のパラナ州の知事と懇談されました。
佳子さまは現地時間の9日、ロンドリーナ市で、パラナ州の日系団体を束ねるパラナ日伯文化連合会を訪れ、桜の植樹に臨まれました。
佳子さま「お花見できるようになるのが楽しみですね」
「その時はまた来ていただいて」
佳子さま「私も来てお花見したいと思います」
佳子さまはパラナ州のラチーニョ知事と懇談され、知事は、日本人移住者が地域に経済的、社会的な成果や家族の絆を残してくれていると感謝を伝えました。その後の昼食会で佳子さまは、お言葉の中で日系人のブラジル社会への貢献に敬意を示されました。
続いて訪れたロンドリーナ文化体育協会では、日系の若者などによる和太鼓パフォーマンスで歓迎され、佳子さまは近づいて「すごくかっこよかったです」「何人くらいでやっているんですか?」などと声をかけられていました。
2025年6月10日 日テレNEWS
ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女・佳子さまが日本から移住し現地で亡くなった開拓先没者を悼み、黙祷を捧げられました。
現地時間9日午後、佳子さまはパラナ州・ロンドリーナ市で州知事が主催する昼食会に出席されました。冒頭で佳子さまはブラジルに渡って亡くなった日本人移住者たちを悼み、およそ1分間、黙祷を捧げられました。
佳子さま
「日本から移住された方々とそのご子孫が様々な困難に直面しながらも、日々、努力を続けてこられたことに、そして、ブラジルの社会に貢献してこられたことに改めて深く敬意を表します」
佳子さまはこれまでにブラジルの4つの都市をまわっていて、5つ目の都市カンポグランデでも、日本にゆかりがある人たちと交流される予定です。
2025年6月10日 TBS NEWS DIG
カンポグランデ(マット・グロッソ・ド・スール州)到着
ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女・佳子さまは、沖縄にルーツがある日系人が多く住む都市カンポグランデを訪れ、歓迎会であいさつされました。
佳子さまは現地時間10日午前、ブラジル南西部のカンポグランデにある日系団体の施設で歓迎会に出席されました。
佳子さま
「日本から移住された方々とそのご子孫が、様々な困難に直面しながらも、日々努力を重ねてこられたことに改めて深く敬意を表します」
また、式典に先立ち、佳子さまは、沖縄県などで見られる「カンヒザクラ」を植樹されました。
カンポグランデは、戦前、鉄道工事のため沖縄から移住した日本人やその子孫が多く、町には「沖縄そば」などの食文化が根付いています。
2025年6月11日 TBS NEWS DIG
カンポグランデの日系人学校を訪問
ブラジルを公式訪問している秋篠宮家の次女・佳子さまは、日系人らが通う学校を訪れ、小学生が日本語で歌う「上を向いて歩こう」に合わせて歌詞を口ずさむなど、笑顔で交流されました。
現地時間10日、佳子さまはブラジル南西部のカンポグランデにある日系人らが通う学校「ビスコンデ・デ・カイル学園」を訪問し、生徒から歓迎を受けられました。
小学生が日本語で「上を向いて歩こう」を歌うと、佳子さまは一緒に歌詞を口ずさみながらにこやかに聴かれました。
小学3年生の教室では子どもたちの絵を見ながら交流されました。
「富士山、上手。とってもきれいな青ですね」
その後、佳子さまは首都ブラジリアに移動し、現地時間11日には外交関係樹立130周年の記念式典に出席されます。
2025年6月11日 TBS NEWS DIG
ブラジル訪問6日目
首都ブラジリアで外交130周年記念式典
ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女・佳子さまが、首都ブラジリアで外交関係樹立130周年の記念式典に出席されました。
現地時間11日午前、水色の着物に身を包んだ佳子さまは式典会場のブラジル連邦議会に到着し、モッタ下院議長らとにこやかに挨拶を交わされました。
議場では、ブラジル政府が主催する外交関係樹立130周年の記念式典が行われ、佳子さまがあいさつされました。
「日本とブラジルの人々が、これからも交流をすすめ、寄り添いあう未来を思い描いております。大切な友人、アミーゴとして」
式典後、佳子さまはブラジル外務省で昼食会に臨み、ポルトガル語で「乾杯」の発声をされました。
2025年6月12日 TBS NEWS DIG
ブラジル大統領を表敬
ブラジル滞在7日目となる佳子さまは、首都ブラジリアを訪れて大統領を表敬されました。
佳子さまは11日午後、ブラジリアにある大統領府を訪問されました。
佳子さまはルラ大統領と和やかな雰囲気で話をして、記念撮影をされました。
また、これに先立ち、ブラジルと日本の外交関係130周年を記念して連邦議会が主催する式典などに出席されました。
佳子さま
「日本とブラジルの人々がこれからも交流を進め、寄り添い合う未来を思い描いております。大切な友人、アミーゴとして」
佳子さまはこの後、日系団体による歓迎会に参加されます。
2025年6月12日 ANNnewsCH
<情報は、随時、更新いたします>
(2025年6月12日8:20更新)
ではまた



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