こんにちは、ラベンダーです。
月刊テーミスから、雅子皇后「遅刻癖」問題の記事が出ました。
テーミスは、もともと天皇家も秋篠宮家も批判してた媒体なので、こういう記事が出ても不思議でも何でもないですが、最近は秋篠宮家叩きばかりしてたので、最近では珍しいです。
やはり、こういう記事が出てくるということは、
当ブログでも指摘してましたが、
園遊会の雅子皇后「遅刻」は、政治家とか官僚とか、いろんな人々を怒らせた。
そう考えるのが自然ですね。
雅子皇后「遅刻癖」記事を書いた「女性セブン」も、あのあと天皇家爆上げ記事書いて、必死にフォローしてるようですので、書きたくて書いたのではないでしょう。
官邸・官僚方面からの強い圧力
があったので、仕方なく書いた。
そういう感じだと思われます。
小学館としても、権力に逆らうことはできませんからね。
でも、仕方ないとはいえ、それで両陛下を怒らせたのも事実でしょうから。
今、懸命に天皇家爆上げ記事書いて、フォローに努めている。
そんな感じだと思われます。
「信者脳」の人たちは、世の中には天皇派と秋篠宮派しか存在しなくて、その信者戦争の論理でしか物事を考えることができないようです。
が、現実社会の実務は、天皇家信者でも秋篠宮家信者でもない第三者によって動かされてます。
実務は、政治家、官僚や関連企業、関連団体などの利害関係人の都合で動いています。
みんな、天皇家信者でも秋篠宮家信者でもない第三者です。
だから、正しく皇室問題を理解するためには、信者さんがやってるように、秋篠宮が書かせたとかJKGが暗躍してるとか、そういう脳内学芸会はやめるべき。
利害関係のある人や組織が重要
その点をご留意ください。
天皇家VS官邸、秋篠宮家VS関連企業、皇室VS天下り法人、JKGVS男系男子派団体
など、いろんなバトルがあるということですよ。
ということで、
園遊会の雅子皇后の「遅刻癖」事件
この事件は官邸・官僚ラインと天皇家との関係性の問題
なので、
まさに、典型的な天皇派VS秋篠宮派の戦争とは無関係な事案です。
当ブログは、こういう事案を一般社会常識ベースに、物事を検証・理解するブログです。
いつも同じことを申し上げてますが、
すべての事象を天皇派VS秋篠宮派の戦争でしか解釈できない信者の皆様は、他所で好きなだけ戦争していただければよいかと思われます。
そういう戦争は、私には関係ございません。
よろしくお願いいたします。
なお、この記事は、期間限定公開記事です。
(期間経過後は、サロンのみの公開になります。)
テーミス6月号「天皇皇后両陛下 「園遊会」好評も懸念残る」
時間がないので、詳しい論評は後日にいたします。
とりあえず、記事を読んでいただければと思います。
<宮内記者にも丁寧なお声がけ>
5月11日、コロナ禍で中止が続いていた天皇皇后両陛下主催の「春の園遊会」が催された。開催は4年半ぶりで令和初である。両陛下や皇族方のお出ましとともに雨が降り始めたものの、両陛下が招待客の各界功労者と和やかに会話をされる様子がメディアでも大きく取り上げられ、称賛の声が相次いでいる。
体調が心配された雅子さまも無事に出席され、宮内庁関係者の間でも安堵の声が広がったという。18年秋の平成最後の園遊会でも雅子さまは全行程に出席されたが、15年ぶりのことだった。それまで、園遊会を欠席する度に「海外やご静養には行くのに皇室行事には出ない」と厳しい批判が出ていたことを考えると、「令和の皇室像」を形作る上でも大きな一歩だったといえるだろう。
宮内庁担当記者が語る。
「皇后になって、雅子さまを批判する報道は殆どなく、また不登校など問題続きたった愛子さまにも『愛子天皇待望論』が出るなど期待の声が大きくなり、雅子さまのご体調はかなり快復傾向にある。以前はメディア嫌いで宮内記者とも口も合わせなかったが、いまでは外国要人とのご会見の際など『写真はうまく撮れましたか?』と宮内記者会を気遣う余裕まで見せられている」
今回、成年皇族の愛子さまは「学業優先」であるため参加されなかった。小室眞子さんの場合も園遊会には大学卒業以降に出席している。「現在、大学4年生の愛子さまは学習院大卒業後、英国留学を希望しているが、一般的に英国の大学の入学時期は9月頃のため、来年春が初出席となるはずだ」(宮内庁関係者)という。
月刊テーミス2023年6月号(太字、下線等はラベンダーによる)
タイトルで、わざわざ「園遊会好評」と持ち上げ、一見、批判記事に見えないような作りになってます。
宮内記者会を気遣う余裕
って、雅子皇后上げ記事かと錯覚しそうですが、
この後、一転して、辛口の記事になります。
遅刻が常態化している雅子皇后
また、殆ど注目されなかったが、19年にICUを卒業した佳子さまは、代替わりの儀式やコロナ禍で中止が続いていたため、今回初めての園遊会出席だった。「美しすぎるプリンセス」と呼ばれた佳子さまの和服姿があまり話題にならなかったのも、小室騒動以降続く激しい秋篠宮家批判と無縁ではないだろう。だが関係者の間で懸念されているのは「私優先」の秋篠宮家だけではない。
皇室関係者が指摘する。
「雅子さまの遅刻が相変わらず続いている。園遊会でも両陛下のお出ましは14時10分の予定だったが、両陛下はまだ皇居から赤坂御用地への移動中で会場に到着もしていなかった報道では五輪メダリストなど若いスポーツ選手ばかりが注目されるが、招待客の殆どは高齢者で長時間立つたまま待たされる負担は大きい。結果的に両陛下との懇談が始まったのは予定より15分以上も遅れた」
<ご静養の帰途は40分以上遅刻>
園遊会には宮内庁の退職予定者や平成や昭和の御代に皇室に仕えた0Bたちも参加していたが、「これが『令和流』なのか」との懸念の声が漏れたという。
また、園遊会前の5月4日にも両陛下と愛子さまはサントリーホール(東京・港区)で「ウィーン少年合唱団」の公演を鑑賞されたが、このときも到着予定より遅刻し、公演のスタートを遅らせている。
さらに私的な静養とはいえ、4月の御料牧場ご静養でのお帰りでも出発が40分以上も遅れ、もはや遅刻が常態化しているのである。
月刊テーミス2023年6月号(太字、下線等はラベンダーによる)
雅子皇后の「遅刻癖」があるのか、ないのか。
それは、信者さんたちで、好きなだけ「討論」したらいいと思います。
私は、興味ないし、それは本質ではない無駄な議論ですので、
別の本質的な考察をします。
ここでの本質的な問題は、こういう記事が書かれた背景です。
仮に、雅子皇后の「遅刻癖」が本当だとして、そういう事実があるなら、今までいくらでも記事を書くチャンスはあったはずでしょう。
もはや遅刻が常態化しているのである。
というくらいですから、実例はいくらでもあるのでしょう。
にもかかわらず、
ここ数年は、天皇家爆上げとか、雅子皇后爆上げ記事しか見たことないですからね。
いったい、その間は、なぜ、書けなかったのか?
そして、なぜ今回は、書くことができたのか?
これが、この問題の本質。
そして
根本的、あるいは本質的な答えは、一つしかないように思われます。
記事を書かせるかどうかの決定権は、権力側にある
ということですね。
権力側というのが、どういう人や組織なのかは、別の機会にお話ししますが、
もちろん、天皇家や秋篠宮家やJKGではありませんからね。
とにかく、
権力側に、書かせるかどうかの決定権があって、
雑誌側に、書くかどうかの決定権はない。
だから、
雅子皇后の遅刻が常態化していたとしても、OKが出ない限りは書けない。
ひたすら、爆上げ記事を書くしかない。
けど、今回は権力側からOKが出た
だから、書けた。
そういうことですよ。
「女性セブン」の記事については、
いいから書け!
と「女性セブン」は、圧力かけられた可能性が高いでしょう。
あんな記事書けば、皇室との関係が悪くなる懸念があるので、
小学館としても、あまり、書きたくなかった記事だとは思いますが、
権力側のリクエストなら応えるしかない。
だから書いた。
そういうことでしょう。
そして、
じゃあ、なぜ、圧力かけてきたか?
というのは、
園遊会で誰かを待たせたのが、逆鱗に触れた。
と考えるのが自然だと思います。
少なくとも、首相および官邸は、気分を害したと思いますよ。
そして、官僚は、厳しく叱責された。
その結果がこういう事態なのでしょう。
東宮バッシングの再燃???
ある侍従職OBによると、昭和天皇のときは時間に遅れることは一切なかったといい、上皇上皇后両陛下の場合も殆ど予定通りで、出発が1分以上遅れると「ご体調が悪いのか?」と周囲が心配し始めるほどだったという。皇室の方々が時間を厳守してきたのは、自らの移動により交通規制など国民生活や関係機関に多くの影響が出てくるからだ。
警視庁警衛課関係者が語る。
「両陛下がご移動される場合、信号操作や規制で『出発時刻の1時間前』といったように事前に所定箇所に配置しているが、両陛下は東宮時代と同じく時間通りというのは少ない。
当然、長時間立番が続く現場警察官の負担は大きく、さらに規制も続くため、その後の外国要人の移動や行事にも支障が出てくる。地方行幸啓のときには都内よりも規制が厳しいため、なおさら影響は大きい」
遅刻癖は愛子さまも同様だが、深刻なのは、こうした問題点を諌言する気骨のある側近がいないことだろう。現在、侍従職は明るい性格の愛子さまが場の空気を盛り上げたり、一緒にゲームをするなど、和気藹々とした雰囲気だという。”ご難場”で知られる秋篠宮家の皇嗣職からは「侍従職に移りたい」との声が漏れるが、現在の天皇家は一歩間違えれば批判が再燃する要素を秘めており、「皇室の藩屏」としての宮内庁の危機管理が極めて重要になってくる。
宮内庁関係者が指摘する。
「愛子さまは昨年3月の成年に伴う会見で短所として『自由に伸び伸びと育ったようで、少しマイペースな部分がある』と語ったが、雅子さまと愛子さまは良くいえばマイペースだが、そもそも遅刻を気にしている様子はない。宮中祭祀も欠席が続き、勤労奉仕団へのご会釈も頑なに参加されないが、これらに関しても、それで良いと思っているフシがある」
月刊テーミス2023年6月号(太字、下線等はラベンダーによる)
細かい点はいろいろありますが、
今日は時間がないので、最重要な部分を指摘したいと思います。
要するに、この記事。
本音は、ここに出てます。
両陛下は東宮時代と同じく時間通りというのは少ない。
現在の天皇家は一歩間違えれば批判が再燃する要素を秘めており
そもそも遅刻を気にしている様子はない。
つまり
こんなことしてると
東宮バッシングの時代に戻るぞ
それでもいいのか?
と両陛下に「ご注意」してるようですね。
この「ご注意」。
善意の諫言なのか、それとも悪意の警告なのかはわかりませんが、
雅子皇后の「遅刻癖」については、相当、根が深いですね。
「遅刻癖」を否定的に考える官僚や利害関係人が多いってことですよ。
これは危険ですね。
天皇家側が対応を間違えれば、それこそ東宮バッシングの再燃もありうる。
最近、爆上げ記事しかないからと、油断してると、あぶない。
連中が本気だせば、週刊誌の論調を変えることなど朝飯前。
たとえば、マコムロ問題への秋篠宮家の対応。
それまでのメディアの論調、小室圭は悪いけど秋篠宮家は問題ないという、秋篠宮家擁護が続いてたでしょう。
秋篠宮家や小室眞子の爆上げ記事もずっと出てました。
しかし、
調子に乗っていたのか傲慢なのかアタマ悪いのかは知りませんが、マコムロ問題や筑附問題において、ことごとく愚かな対応を繰り返して、結局は自滅・自爆。
いつまでも、メディアは擁護・爆上げしてくれないということ。
わかってなかったのでしょうね。
週刊誌の論調など、すぐに変わるもの。
だから、天皇家も
この件は丁寧に対応しないと、取り返しのつかないことになるかもしれません。
記事の残りは、以下のとおりです。
そんななか、天皇陛下が皇太子時代の1983年から約2年間の英オックスフォード大学での留学生活を綴った『テムズとともに 英国の二年間』(紀伊國屋書店)が話題を呼んでいる。同書は93年に学習院創立125周年記念の学習院教養新書として刊行され、絶版となっていたが、今回「学習院創立150周年記念事業」の一環で新装復刊された。
さらに巻末には「復刊に寄せて」という陛下が新たに書き下ろした後書きが付され、昨年9月に英国訪問し、エリザベス女王の葬儀に参列した際の感想などを述べられている。
だが、最も皇室関係者の注目を集めたのが文末の次のような文章だった。
「遠くない将来、同じオックスフォ-ド大学で学んだ雅子とともに、イギリスの地を再び訪れることができることを願っている」
「皇室外交」への陛下の強い意欲が感じられる部分だが、宮内庁にはコロナ禍で海外訪問ができなかったため、「国賓」を含め、多くの国々から両陛下の訪問を望む声が出ているという。語学も堪能で、国際経験豊かな両陛下が海外公務を積極的に行えば、新たな皇室像が作られることは間違いない。
だが一方で、遅刻や宮中祭祀の欠席が続けば、再び「海外公務にだけ熱心だ」という批判が起こりかねない。
折しも東京・日本橋高島屋で「御即位5年・御成婚30年記念 特別展新しい時代とともにI天皇皇后両陛下の歩み」(侍従職特別協力)が開かれ、両陛下ゆかりの約100点の品と共に約150点に上る写真が展示された。
気になるのは、そのなかに幼い愛子さまを陛下がおんぶしていたときの「登山用ベビーキャリア」がわざわざ展示されていたことだ。「新しい時代の皇室像」を模索されているのだろうが、違和感を持った皇室ファンも多い。
月刊テーミス2023年6月号(太字、下線等はラベンダーによる)
こういう記事が出ると、信者さんは「遅刻癖なんて存在しない」「デマだ」「陰謀だ」「秋篠宮家の仕業だ」とか、大騒ぎで否定するのでしょうけど、否定しても意味ないですよ。
「遅刻癖」があるとか、ないとか、議論しても意味ない。
権力側が本気だせば、東宮バッシングの再燃させることができるのですよ。
事実は関係ないし、真実はどうでもいい。
権力側が、ヤルと決めれば、バッシングは実行されるし、
実行されれば困るのは天皇家ではないのですか。
「遅刻癖」がどうたらこうたら言い訳したところで、連中が手加減するわけないでしょう。
天皇家にとって、最も重要な問題は、
権力側と天皇家との関係をどうするか?
ということ。
どうやら、権力側が怒ってるのは間違いなさそうですから。
現在の天皇家は一歩間違えれば批判が再燃する
と、テーミスごとき雑誌に脅されてるわけですからね。
露骨に言えば、
権力に従うのか?逆らうのか?という、踏み絵を踏まされているようなものですから。
見た目以上に、深刻だと思いますよ。
雅子皇后の批判が出ると半狂乱になる人がいますよね。
でも「遅刻癖なんて存在しない」「デマだ」「陰謀だ」騒ぎ立てるのって、無意味です。
努力すべきはそこじゃないでしょう。
努力すべきは、
権力側に好き勝手にメディアをコントロールさせない。
それを実現しないと、
このまま権力側に
現在の天皇家は一歩間違えれば批判が再燃する
と脅され続けることになります。
脅迫者に「遅刻癖」はないとか言い訳すれば、脅迫やめてもらえるとか?
そんな甘い連中じゃない。
もはや遅刻が常態化している
という話が複数の雑誌に掲載されるということは、連中の意思は強い。
そもそも連中が本気出せば、事実であろうとなかろうと、
「廃太子」騒動のように、メディアを煽って、火が付いたら止まらなくなりますよ。
いいんですか、それで。
学芸会はやめて、現実のリアルな話と向き合わないと、
大火事になるかもしれません。
実は、今回、テーミスは軽く放火してますよね。
宮中祭祀も欠席が続き、勤労奉仕団へのご会釈も頑なに参加されない
宮中祭祀とか勤労奉仕団へのご会釈とか、それを重視するのは、保守派の人たち。
いわゆる岩盤保守層ですよ。
宮中祭祀欠席などの件、一般的な雑誌で報じられないので一般人からは問題視されてませんが、岩盤保守層にとっては看過できない問題のようです。
宮中祭祀をしない皇后ってことですからね。
個人的にはぜんぜん気にならないけど、岩盤保守層からすれば、許せない話のようです。
だから
これに火をつけて問題視されると、大変な事態になります。
岩盤保守層を敵に回すってことですから。
テーミスが、この問題を取りあげたのは、岩盤保守層に親和的な立場ということですよ。
今は、自分たちの利益を重視して、秋篠宮家叩きに専念していても、岩盤保守層に親和的な立場であれば、いずれこの問題を蒸し返して皇后バッシングへ向かう可能性はありますね。
今回の記事。
現在の天皇家は一歩間違えれば批判が再燃する
として、マウント取ってるのは、そういう意味じゃないかと思います。
だから、今回の事件。
いろんな意味で、危険ですね。
もしかしたら、パンドラの箱を開けてしまったかもしれません。
連中は、手段を選ばない。
さて、両陛下はどう対応されるのでしょうか?
この後の公務などで、それははっきりしてくると思います。
連中に屈するのは不愉快だとは思いますが、今は仕方ないでしょうね。
岩盤保守層と戦争はできません。
それは即、大火事になります
だから、水面下で詫びを入れて、局面を収束させる方向へ進むと予想します。
ということで
テーミスという雑誌の本質とかも含めて、詳細は、後ほどサロン記事に書きます。
公開記事では差しさわりがありますからね(笑)
ということで
速報でした。
ではまた
なお、この記事は、期間限定公開記事です。
(期間経過後は、サロンのみの公開になります。)
ラベンダー様
解説が進むほどに、権力と天皇の間の軋轢は昔も今も変わらないのだと感じています。明治維新のきっかけともなった開国以来、この権力には他国も加わっていますが、鎖国のなかった世界では有史以来の日常茶飯事。
「遅刻癖」「祭祀」「会釈」は単なる符号なのか、それとも本気のテーマなのか、次回を楽しみにしています。
ラベンダー様 こんばんは
ブログ更新ありがとうございます
権力側の闇は深いですね。天皇家といえども、コマのひとつにすぎないのでしょう。腐敗した権力に牛耳られる日本の未来を思うと、暗澹たる気持ちになります。何か突破口はないものでしょうか…
次回、サロン記事、楽しみにしています。またよろしくお願いいたします。
ラベンダー様
記事アップありがとうございます。
園遊会での失態は、当日でもフォローが可能だったはずです。事前に宮内庁が官邸に遅れる旨を謝罪と共に伝えておく事だってできるはずでした。さらに官邸に呼ばれる前に長官が直々に謝罪しに行っても良いくらいです。また陛下も到着後に首相に一声かけていれば、随分と印象も変わったでしょう。テーミスの論調からは、きっとどちらもせずに、宮内庁の役人と両陛下はスーッと首相一行の前を通り過ぎて行き、宮内庁も官邸が呼び出すまで知らぬ顔をしていた気配を感じ取れます。権力側を敵に回した歴代の天皇の多くが、早期譲位または出家させられています。これをどう収めるのでしょうね。そんなに天皇家に思い入れはありませんが、何となく先行き不安な感じがします。