
こんにちは。
ラベンダーです。
暑いですね。
いつになったら夏が終わるのでしょう。
疲れてきましたよ。はは・・・。
さて、
昨日、秋篠宮家の悠仁親王が40年ぶりの成年式に臨まれました。
めでたい、という感想はありません。
むしろ、
お気の毒
としか言いようがないですね。
今日は、それについての雑談を軽く。
成年式詳細は、以下の記事をごらんください。
<悠仁親王成年式>


天皇皇族は治外法権
なぜか、
天皇皇族は、生まれながら強制的に自由や人権を奪われております。
日本は、自由と民主主義の価値観を有する国民主権の国であり、
法治国家でありますが、天皇皇族の自由や人権を奪う根拠はどこにもありません。
(注・ここでいう「自由」や「人権」は、憲法上の権利だとご理解ください)
現在の日本国憲法。
規定されているのは、天皇が「世襲」であるとした点(憲法2条)
この2条によって「世襲」については、憲法自身が憲法14条(平等原則)の例外を認めていることになるので、14条が天皇皇族に適用されないのは、一応、筋の通った話ですし、内閣法制局もそのように答弁してます。
日本国憲法2条
皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。
日本国憲法14条1項(平等原則)
すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
しかし、あくまで日本国憲法では「世襲」を認めているだけ。
「世襲」により、14条は例外として適用されないとしても、
14条以外の自由や人権規定を天皇皇族へ適用しないのは、なぜなのか?
天皇皇族の自由や人権を奪ってよいとは、どこにも書かれてません。
天皇皇族の自由は認めない。
天皇皇族の人権は認めない。
そんな憲法上の規定は、どこにもありません。
にもかかわらず
憲法上の根拠は何もないけど、天皇皇族の人権はく奪を強行してきた。
治外法権ですか?
超法規措置?
法の適用を排除して、自由自在に人権侵害やりたい放題というのは、
法治国家として自殺行為。法治国家を名乗る資格がありません。
まったく、ありえない態度ではありますが、
神道右翼とか宗教右翼とか日本の右派宗教勢力が政治と癒着して影響力を行使してるので、
その影響でしょうか。
憲法よりも宗教が優先される
天皇皇族は神の子孫であり、宗教のシンボルですから。
神道右翼からすれば、天皇は現人神であって、
天皇皇族に世俗的な「自由」や「人権」など、与えるわけにはいかない。
そんな感じかもれません。
現在の日本国は、
自由と民主主義の価値観を有する国民主権の法治国家。
宗教国家ではありません。
神道もただの宗教にすぎない。
なのに、この非人道的な扱いは許されるものなのか?
日本政府は、天皇皇族の人権をはく奪する
憲法上の根拠を示すべきだとおもいます。
皇室制度維持のために皇族奴隷を容認
かつて、奴隷制度がありましたよね。
自由や人権を奪われた人たち、奴隷。
アメリカの奴隷制度が有名ですが、世界中で行われてきたことですし、今も人身売買のようなことが行われている地域がいくつも存在するようです。
たとえば、アメリカの奴隷制度。
1.奴隷制度を維持するために
2.黒人を人間として扱わず
3.黒人の自由や人権を無視・侵害し続けた。
わけですが
これは日本の天皇皇族に当てはまります、
1.皇室制度を維持するために
2.皇族を人間として扱わず
3.皇族の自由や人権を無視・侵害し続けた。
ということで
同じですよ、黒人奴隷制度と。
自由や人権を奪われ、自分の行動等を自由にできない人々を「奴隷」と呼びますよね。
今の日本国では、
日本国は、人権無視の宗教国家ではない。
自由と民主主義の価値観を有する国民主権の法治国家。
制度を維持するために、特定の人間を「奴隷」にしてはいけない。
こんな酷いことが、いつまでも許されていいのですか?
天皇皇族を人間として処遇する。
どうして、それができないのか?
なぜ、皇族奴隷制度をやめないのか?
今こそ、その点が、議論されるべきだと思います。
民主主義国の皇室
ここ数年、安定的な皇位継承と皇族数確保。
という観点より、国会で議論を進め、制度の変更が画策されております。
私は、皇室制度を維持することに反対はしておりません。
ただ、
制度を維持することが絶対正義になって、皇族奴隷制度が当然の前提とされるのはおかしい。
人間を奴隷にしてはいけない。
当たり前でしょう。
だからまず、国会がやるべきことは、
天皇皇族への自由はく奪、人権無視といった非人道的な処遇について、
(ア)憲法上の根拠を明らかにする
(イ)そういう非人道的な処遇の改善を議論する
(ウ)対象となる天皇皇族の皆様のご意見を尊重する
特定の血に生まれたからといって、
神の子孫とか言われて、神道への束縛を強制され、
自分の人生が強制的に決められて、自由や人権もない。
そういうことが許される時代ではない。
今は、戦前の大日本帝国じゃない。
宗教国家でもない。
自由と民主主義の価値観を有する国民主権の法治国家。
それにふさわしい皇室と、人間としての処遇。
まずは、それを議論し、法制化すべきです。
ヨーロッパの王室のように、民主主義国と王室との併存は可能なので、
日本皇室
民主主義国のおける皇室として生まれ変わるべき。
そういう議論を始めるべきではないでしょうか。


ということで
今、皇位継承等に関する国会の動きは
(ア)女性皇族の永久皇族化
(イ)旧宮家皇族の再皇族化
の2つが進められようとしてます。
要するに
皇族奴隷の範囲拡大
正気かよ。
民主主義国では、自由や人権を侵害される人間をゼロにすることを目標にすべきなのに、人権はく奪される範囲を拡大してどうする。
時代を逆行させる話。
戦前に戻したいのか?
宗教右翼のために、制度を維持することが絶対とされ、天皇皇族の人間としての処遇は無視されたまま。
ふざけてますよ。
改めて、
もし、
制度を維持するために、皇族奴隷が必要という論理が通るなら
制度を維持するために、黒人奴隷が必要という論理も通るし
ありとあらゆる人権侵害が「制度の維持」という名目で通ることになります。
奴隷を正当化する論理を通してはならない。
何度もいいますが、
天皇皇族も人間。
人間として、私たちと同じように、自由に幸福追求する権利がある。
今、
天皇皇族の皆様は、ご自身の処遇について、そういう声をあげることはできません。
現在、ご自身の立場について、自由や人権をはく奪されてる状態は諦めていらっしゃると思います。
ただ、これから生まれてくる子孫のため。
皇族奴隷制度について、どのようにお考えなのか。
天皇皇族のみなさまのご意見・ご意思を伺うのも、早急にやるべきことかと思われます。
皇室は、宗教右翼のためでなく、国民のためにある。
だから皇室は、宗教と癒着するのではなく、国民と対話しよう。
天皇皇族の皆様と国民が、ともに対話し議論し、民主主義国に相応しい皇室を創っていく。
そういう前向きな未来型の皇室、国民とともに歩む皇室になっていくことを期待したいです。
日本皇室の未来。
宗教右翼と組んで、大日本帝国皇室の復活を目指すのではなく、
民主主義国に相応しい皇室
を目指すべきです。
そのためにクリアすべきハードルは多くて高いけど、
まず一丁目一番地として。
これからも、
を訴えていきたいと思います。
まだまだ、未来志向の皇室への道は始まったばかりですが、頑張ります。
どうぞ。よろしくお願いいたします。
ではまた