こんにちは、ラベンダーです。
最近、週刊誌の論調が、急に変化しているようです。
愛子さまの会見と筑附入試&盗作が大きかったと思われます。
そして、この後、
筑附入学があって、小室圭の不合格発表があります。
メディアの論調はどう変わっていくのか。
4月も見逃せない展開になりそうです。
それを踏まえて、順番にメディアをチェックしたいと思います。
今日は、「週刊女性」です。
対応に苦慮する「週刊女性」
さて、「週刊女性」。
「週刊女性」は、言わずと知れた秋篠宮家の広報誌です。
言うなれば、秋篠宮老人会の機関紙のようなもの。
だから、天皇派からすれば、「週刊女性」の記事は腹の立つことが多いと思います。
しかし、秋篠宮派が秋篠宮家を上げるのは当然のこと。
冷静に見れば、秋篠宮家の考えを示唆してくれる貴重な媒体です。
なので、ウォッチャーとしては、「週刊女性」のチェックは外せないですね。
では、この状況で「週刊女性」は、どんな記事を出しているのか。
愛子さまの会見(3月17日)の後、出された記事を見てみます。
全体的な特徴としては、記事が少ないということですね。
「女性自身」や「週刊新潮」がどんどん記事出してきたのとは対照的に、ここ半月くらい大人しくしているようです。
これは推測ですが、
ネットで高く評価された愛子さまの記者会見については、秋篠宮家広報誌の立場上、それをず絶賛するわけにもいかない。
しかし、悠仁親王ネタを書こうにも、別ルート進学と盗作問題で大炎上中。
とても「祝・卒業」という上げ上げ記事を書ける状況でもない。
「週刊女性」としては、何を書けばいいか、対応に苦慮していたのかもしれませんね。
そして
愛子さま大絶賛、悠仁さま大炎上という流れの中。
出した答えがこの記事。
愛子さま、天皇になられる可能性は“ゼロ”でも「悠仁さまの相談役」就任への期待
「3月24日、宮内庁の西村泰彦長官は定例会見で、愛子さまの成年にあたっての記者会見と悠仁さまの卒業式の日程が重なったことは“ミスだった”という説明をしました。愛子さまの会見の日取りを調整する過程で、悠仁さまの卒業式のことが思い浮かばなかったといい、“できれば別の日がよかった”とも吐露しました」(皇室担当記者)
くしくも重なった、愛子さまと悠仁さまの“晴れ舞台”。
「3月17日の午前8時過ぎ、秋篠宮ご夫妻と悠仁さまがお茶の水女子大学附属中学校に到着されました。卒業式に臨む前、悠仁さまは“充実した3年間になった”と、コメントされました」(同・前)
愛子さまの初会見は、同日の午後2時過ぎから行われた。
「前日の深夜に福島県沖を震源とする大きな地震が起こり、東北を中心に死者やけが人が出ました。両陛下と愛子さまは、地震による国民の安否を案じられており、会見を中止するべきか悩まれていたそうです」(宮内庁関係者)
開始直前まで関係者と相談したうえで決行した会見。冒頭で被災者へのお見舞いの言葉を述べられた。宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、こう振り返る。
「ご立派な記者会見でした。緊張されていたようですが、お手元の紙に視線を落とすことなく、時折“え~っと、次は何だったっけな”という感じでお考えになっていたところなど、自然体でおおらかなお人柄が伝わってきました」
週刊女性2022年4月12日号
この記事は、なかなか面白い記事です。
ぜひ、リンク先で、全文読んでいただきたいですね。
いろいろ、ジワリと来るものがあります。
皇室記事の恥ずかしい職人芸が炸裂
今回の「週刊女性」の記事。
苦悩が感じられます。
さすがに、絶賛された愛子さまの会見を貶すわけにはいかない。
でも、秋篠宮家広報誌としては絶賛するわけにもいかない。
そこで、週刊誌記事によくあるテクニックが使われてます。
それは
言いにくいことは外部の識者に言わせる
という定石化されたテクニックですね。
マコムロ問題でよくありましたね。
秋篠宮家の手前、本当は批判したくないけど、読者向けに批判も書かざる得ない。
そういう時に、小田部先生とかに依頼して批判をさせて、編集部が直接秋篠宮家を批判することは避ける。
あちこちの雑誌で使われてましたよ、この不毛なテクニック。
だから、小田部先生、売れっ子になってましたよね。
で、今回は、この逆モーションですよ。
秋篠宮家の手前、本当は絶賛したくないけど、読者向けに絶賛も書かざる得ない。
そこで、外部の有識者を使って愛子さまを絶賛させた。
だから、注意が必要です。
この記事では、愛子さまを絶賛してますが、それは編集部の見解ではないということ。
では、
「週刊女性」編集部としての見解はどこにあるのか。
当然、「週刊女性」は秋篠宮家に有利な話をするわけですよ。
愛子さま絶賛 → 外部の人間に言わせる
秋篠宮家寄りの話 → 編集部の見解
このように立場を上手に使い分けることで、秋篠宮家の広報誌という立場と読者うけという、相反する立場を両立させたということです。
前にどこかで書きましたが、皇室記事の恥ずかしい職人芸ということですね。
では、編集部がしたかった秋篠宮家寄りの話とは、何か?
マコムロ問題についての論調
会見は、約30分間にも及ぶ長丁場だった。
「皇室の方々は、ご自身の考えを自由に発信することができません。特に女性皇族の場合は会見の機会が少なく、基本的には成年や結婚に際してのみ。国民にとっても、お人柄を知ることができる貴重な場なのです」(河西准教授)
だからこそ、会見のご様子が比較されてしまうのだろう。
「昨年秋に行われた眞子さんと小室圭さんの結婚会見は、事前に用意した文書を読み上げただけで質疑応答もありませんでした。10分程度の会見で、記者と目を合わせることもなかった……。会見に至る経緯が異なるとはいえ、愛子さまとの差は歴然です」(前出・記者)
小室さん夫妻の結婚から5か月以上が経過した今もなお、秋篠宮家へ向けられる視線は厳しい。
(同記事)(太字等はラベンダーによる)
まずは、マコムロ問題。
直接、小室眞子への批判をしないのは相変わらずの弱腰ですが、マコムロを擁護しないで批判するという論調は、すべてのメディアに共通してきました。
マコムロ批判は容認された。
ということかもしれませんね。
秋篠宮家の大炎上をもたらしたのは、マコムロ問題にあるのは明らかですからね。
だから、
秋篠宮家とマコムロを切り離したい
という動きがあってもおかしくないと思います。
この点、もう少し、いろんなメディアの論調を見ないと何ともいえませんが、「週刊女性」や「女性自身」がストレートにマコムロ批判するということは、そういう流れかもしれませんね。
言うまでもありませんが、当ブログにとっては大歓迎な流れです。
あと蛇足ですが、小室眞子。
自分さえ良ければ、家族を地獄を突き落としても関係ない。
日本国政府のサポートで、悠々自適のニューヨーク暮らし。
そんな小室眞子は、
このマコムロ問題において、とても問題ある人物であることが明らかになってますので、会見に至る経緯がどうであろうと、質の悪い会見しかできなかったでしょう。
あくまで秋篠宮家の広報誌を貫く
さて、いよいよ、この記事のメインです。
これが「週刊女性」編集部の見解なのでしょう。
「愛子さまへの敬愛が膨らむのはうれしいことですが、ほかの皇族方と比較するきっかけになってしまうのは望ましくありません。皇族であろうと生身の人間。それぞれの個性やお立場がおありです。
ただ、やむをえない部分があるのは理解できます。皇位をめぐっては“悠仁さま派”“愛子さま派”という見方をされることもありました。その中で、おふたりの立ち居振る舞いに耳目が集まるのは、仕方のないことなのかもしれません」(宮内庁OB)
愛子さまの会見では、上皇さまや天皇陛下の言葉を引用される場面が多々あった。
「皇室のあるべき姿を深く理解しておられる愛子さまに対し、ご即位を熱望する声が上がっています」(皇室ジャーナリスト、以下同)
『毎日新聞』が昨年11月から今年1月にかけて実施した世論調査でも、7割超が女性天皇を容認。しかし、
「愛子さまが天皇になられる可能性はゼロといっていいでしょう。皇位継承に関する有識者会議の報告書でも、悠仁さまの皇位継承は“ゆるがせにしてはならない”と明記されています。それにもかかわらず、折に触れて悠仁さまと愛子さまは比較されてしまうのです」
愛子さまの人生を大きく左右する議論は、現在進行形で進められている。
「女性皇族が結婚後も皇室に残る案が検討されています。ただ、この法案が成立したとしても、対象となる女性皇族に“皇室に残ること”を強制するとは思えません。現行法下で皇族女子としてお生まれになった方々には“皇室に残るか、離れるか”の選択権が与えられて当然だと思います」
とある秋篠宮家関係者はこう語る。
「将来即位される悠仁さまを近くで支えるお立場として、もっともふさわしいのは姉の佳子さまでしょう。しかし、佳子さまは“自由がない”皇室から逃れることを願っていると報じられており、生涯皇室にとどまる選択をされるとは考えにくい。
一方、愛子さまからは“これからも皇族として務めを果たしたい”というお気持ちが感じられます。両陛下、そして悠仁さまの“相談役”に名乗りを上げられることもあるのではないでしょうか」
3月18日、悠仁さまは中学校を無事に卒業した報告のため、両陛下や愛子さまと面会された。
「愛子さまは、新年行事ぶりに悠仁さまとお会いになったことに対し“うれしかった”と喜んでおられたといいます。悠仁さまも、皇居を後にされる際には車窓を開け、沿道に集まった人々が見えなくなるまで手を振り続けられた。その表情はとても晴れやかに見えました。皇室の中では、同世代のおふたりが心を通わせ合っているのかもしれません」(前出・記者)
将来の皇室を支える、おふたりの“ポジション”が見えてきた─。
(同記事)(太字等はラベンダーによる)
これは、天皇派の人からすれば、ふざけるな!という話になりますね。
要約すると、こんな感じでしょうか。
1.愛子さまが天皇になられる可能性はゼロ
2.しかし、女性皇族が結婚後も皇室に残る案が検討されている
3.佳子内親王は、自由になりたいから皇室に残らない
4.しかし、愛子さまは皇室に残られる
5.そして、「悠仁天皇」を支える役割をする
悠仁天皇を愛子内親王がサポートする。
それが
将来の皇室を支える、おふたりの“ポジション”が見えてきた─。
と「週刊女性」は主張したいのでしょうが、
姉二人は、悠仁さまをサポートしないで、皇室脱出するくせに、
天皇家の皇女である愛子さまが、何で悠仁さまのサポート役にさせられるのか。
ふざけるな!
冗談じゃない!
天皇派の方々からすれば、激怒しますよね💢💢💢
だから、この「週刊女性」の記事。
天皇派の人々を怒らせるような、
思い切った踏み込みをしてます。
外部の人間を使って、さんざん愛子さまを持ち上げておきながら、
最後は、編集部の見解として、
秋篠宮家の天下は揺るがない
という主張をもってきたわけですよ。
つまり
「週刊女性」は、今後も秋篠宮家の広報誌として、秋篠宮家の発展に意を尽くすということです。
もちろん
わが国には、言論の自由も思想信条の自由もありますので、何も問題ありません。
私とは意見が合わないですが、これはコレでいいと思いますよ。
VSバトルの人からすれば、外部の人間を使って、中途半端に愛子さま上げしたのはおかしいと言うかもしれませんが、それは違うと思います。
陰謀論ブログとは違って、「週刊女性」は商業出版ですからね。
VSバトルの人のように、相手方を全否定して罵倒し続けることはできません。
微妙なバランスをとったり、営業的な要素も加味しながら、主張をする。
そういう制約の中で、今回「週刊女性」は。
愛子さまが天皇になられる可能性はゼロといっていいでしょう。
と踏み込んだわけですからね。
商業誌としては、思い切った踏み込みですし、
秋篠宮家の広報誌としては、十分な意見表明だと思います。
ただ、ひとつ気になりましたのは、
愛子さま大絶賛、悠仁さま大炎上という流れの中。
このタイミングで踏み込んだということ。
この話、
緊急性はないでしょう。
もっと落ち着いてからでも、十分に間に合う話。
あえて、このタイミングでこれを言う意味は何か???
いくつか考えてみました。
秋篠宮家側からの援護射撃要請という可能性もなくはないですが、
たぶん、踏み絵を踏んだ、とファンタジー解釈します。
そう
秋篠宮家への忠誠は変わらないという踏み絵。
大逆風の今だからこそ、あえて踏み絵を踏んで忠誠を誓う。
そういう意味だと理解しました。
ちなみに、私は天皇派でも秋篠宮派でもなく、民主主義派なので、
皇位継承問題は、国民投票のようなできるだけ民意が反映される形で、決められるべきだと思ってます。
わが国は、戦後、民主主義国になったにもかかわらず、皇位継承権について一度も民意が問われたことがありません。
だから、これだけいろんな意見がある以上、きちんと民意を問うべきです。
暗闇で政治家の談合によって決められる性質のものではありせん。
日本国統合の象徴ですからね。
国民の民意により決められるべきなのは、明らかだと思います。
ということで
結局、「週刊女性」は
秋篠宮家の広報誌
という立場を貫くようです。
だから、私たち一般人ウォッチャーとしては、今まで通り、
「週刊女性」をウォッチして秋篠宮家の動きや考え方を推測する。
ということになろうとかと思います。
今、状況がややこしいですからね。
今後の「週刊女性」の記事は注目すべきだと思います。
ちなみに、最新号の皇室記事タイトルは
「秋篠宮さま(56)が見誤った「お伊勢参り」の副反応」
このタイトルで秋篠宮家批判でないとすれば、いったい、どんな記事になるのか。
興味深いですね。また、レポートします。
長くなりました。
今日はこれくらいにさせていただきます。
またよろしくお願いいたします。
更新ありがとうございます。
A家老人会向けの旧来女性週刊誌とはいえ腐ってもメディア。一応フェイントはかけないと、読んでもらえませんね。でもそれで情報操作、思考操作しているのだと改めてよくわかります。次回を楽しみにしています。
ラベンダーさま、こんばんは。更新ありがとうございます。
まずは入学式ですね。
今度こそ、入学式の立て看板込みで正門前で取材を受けられることを期待します。
未来の天皇さまなんでしょ? いつまでも裏庭ロケでは失礼なのではw