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天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議

こんにちは、ラベンダーです。

今、起こってる皇室典範改正問題。

長いのを書くと時間がかかるので、

それを理解するための短いコラム(皇位継承問題コラム)をどんどん書いていきたいと思います。

今日は1回目

まず、スタートは、

「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」および「同法案に対する附帯決議」

についてです。

すべては、そこから始まります。

目次

生前退位と附帯決議

平成から令和への代替わり。

2016年8月8日、当時の明仁天皇の「おことば」を契機として、生前退位の是非が国政上の課題となりました。

その後、さまざまな議論などを経て、2017年6月9日、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」(以下、特例法)が成立。

そして、この特例法に基づき、2019年5月1日、明仁天皇が退位され、徳仁天皇が即位されました。

というのが、基本的な時系列ですが、

明仁天皇の「おことば」には、将来の象徴天皇制の維持についての不安と皇位の安定的な継承の確保を議論することへの要請があったと理解されてます。

象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば( 2016年8月8日)

その点を踏まえたのが、以下、特例法の「附帯決議」

すべては、ここから始まります。

天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議


一 政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について、皇族方の御年齢からしても先延ばしすることはできない重要な課題であることに鑑み、本法施行後速やかに、皇族方の御事情等を踏まえ、全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を、速やかに国会に報告すること。

二 一の報告を受けた場合においては、国会は、安定的な皇位継承を確保するための方策について、「立法府の総意」が取りまとめられるよう検討を行うものとすること。

三 政府は、本法施行に伴い元号を改める場合においては、改元に伴って国民生活に支障が生ずることがないようにするとともに、本法施行に関連するその他の各般の措置の実施に当たっては、広く国民の理解が得られるものとなるよう、万全の配慮を行うこと。


右決議する。

この附帯決議の要請に従って、現在の皇室典範改正へ動いているわけですが

附帯決議から、

1.(政府)
「安定的な皇位継承を確保するための諸課題」「女性宮家の創設等」について、全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を、速やかに国会に報告する。

2.(国会)
(政府)から報告を受けた国会は、安定的な皇位継承を確保するための方策について、「立法府の総意」が取りまとめられるよう検討を行う。

という流れで、現在は、

(政府)から(国会)への報告が終了し、

報告を受けた国会が、「立法府の総意」を取りまとめようとしてる段階にあります。

有識者会議の設置

附帯決議が言ってるのは、

(政府で検討)⇒(国会で検討)

ところが政府は、不思議なことに(皮肉)

「有識者会議」なるものを設置して、まず「有識者」で議論させることとしました。

それが、

「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議

と呼ばれるものです。

(有識者会議)⇒(政府で検討)⇒(国会で検討)

という流れに変更されました。

有識者会議。

法令上の根拠もないし、附帯決議の要請でもない。

政府が勝手に設置し、勝手に意見を聞いただけものです。

1億2千万人の国民の中から、政府がテキトーに選んだ6人の国民が会議したという話。

6人の国民の私的な議論。

だから何なの?

としか言いようのない話ですが、

この有識者会議なるものが

インチキの始まり

でしたね。

「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する
有識者会議

附帯決議の要請

附帯決議は、何を要請してるのか?

それは明文で書かれますね。

(ア)安定的な皇位継承を確保するための諸課題

(イ)女性宮家の創設等

の2つ。

この(ア)と(イ)について、真剣に議論すべきです。

(ア)については、皇位継承の話ですから、当然、皇位継承権の議論が必要。

(イ)については、「女性宮家の創設」と書かれてあるので、女性宮家創設についての議論が必要。

日本語の読める人であれば、この2つは外せないでしょう。

国会の決議で明示されてることですからね。

日本語力の問題です。

ところが、驚いたことに、

政府が勝手に設置した「有識者会議」

たった6人の国民が私的な議論をしたというだけの「会議」。

この附帯決議の要請。

つまり(ア)と(イ)を無視して、勝手に暴走します。

スゴイよね。

国会の決めたことを公然と無視する6人の民間人。

無敵の民間人でしょうか。

驚きですよ。

異常なことが起こりました(皮肉)

それが6人の国民が私的な議論した「有識者会議」というものです。

国会の議決を無視する6人の民間人

国会の決めたことを公然と無視する6人の民間人。

スゴイよね。

無敵だよね。

と皮肉言っててもキリがないので、本題に入ります。

ここからは、私の私的な見解ですが

結局、この「有識者会議」なるものは何かといえば

政府の御用会議

あるいは、猿芝居ということですね。

6人の民間人が自由意志で、国会を無視するとは思えません。

裏で絵をかいてるのは、もちろん自民党政権。

皇位継承権の議論棚上げ

女性宮家の議論無視。

頼まれもしない男系男子の永久化。

それは自民党政権の意向。

ただ、政府が直接、国会の決議を無視して、インチキ法制を提案するのはやりにくい。

だから、「有識者会議」なる茶番劇を用いた。

オレオレ詐欺とかトクリュウ犯罪とかと同じで、

主犯は陰に隠れて命令してるだけで、実行犯は一般人。

何かあっても、実行犯が逮捕されるだけで、主犯は無傷。

それと同じ構造。

命令してる主犯は政府自民党で、実行犯が「有識者会議」。

自分たちは手を汚さず、汚れ仕事(実行犯)は他人にやらせる。

政権に都合のよい結論を得るために、「有識者会議」というヤラセをして、

6人の民間人がそれに応えて、国会の決議を無視したトンデモ報告書をまとめた。

そういうことです。

だから、

民間人6人の私的な会議が、

国会の議決を平然と無視したトンデモ報告書を出してきたにもかかわらず、

政府は、それを尊重するとか言って、そのまま自分たちの立場にしたでしょう。

主犯は、政府自民党。

「有識者会議」は、国民の意見を聞いた風の体裁を整えただけ。

自分たちがやりたい内容を代弁させて、それを「尊重」とか言う

民主主義ごっこ

ここ20年横行してますね、こういう民主主義ごっこ

すべては、

最初から、仕組まれた出来レース。

わかりやすい話だと思いますよ。

ということで

皇室典範改正へ至る大まかな流れを復習してみました。

この問題の大元は、

「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」および「同法案に対する附帯決議」

ですが、

その趣旨を歪めて、現在のインチキ法制の基礎になってるのが

「有識者会議」

という出来レース。

茶番劇です。

次回は、その茶番劇の内幕を確認してみたいと思います。

あまりのデタラメぶりに絶句必死です。

詳しい内容は、

次回のコラムに、ご期待ください。

ラベンダー

ではまた

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Yuko
Yuko
22 hours ago

ラベンダーさん こんにちは。
当時も今も変わらず皇室制度には無知なままですが、この有識者会議には奇妙な印象を受けたのを覚えています。選定基準、要件等々、しかるべき手順を経て構成されるべきですが、確かに謎すぎますよね。次回の展開楽しみです。

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