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6人の無敵民間人様

こんにちは、ラベンダーです。

皇室典範改正問題。

前回は、

その出発点である「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」

から「有識者会議」の設置までの流れをお話しました。

1億2千万人の国民の中から、政府がテキトーに選んだ6人の国民の会議。

それが「有識者会議」

これは法令によって設置される「審議会等」とは異なり、

法令に基づかない「私的諮問機関」にすぎないもの。

ところが、この「有識者会議」なる6人の民間人の会議が、

国会の決議を無視して

訳のわからない(皮肉)

暴走をするんですよ。

それが今回のお話。

<前回の記事> 

目次

附帯決議が要請した検討すべき2点

まずは、もう一度、

「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」

を確認します。

天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議

一 政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題女性宮家の創設等について、皇族方の御年齢からしても先延ばしすることはできない重要な課題であることに鑑み、本法施行後速やかに、皇族方の御事情等を踏まえ、全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を、速やかに国会に報告すること。

二、三は略 (太字等はラベンダーによる)

附帯決議が、検討を要請してるのは

(ア)安定的な皇位継承を確保するための諸課題

(イ)女性宮家の創設等

の二点。

この国会決議が要請した2点について、

「有識者会議」は、どう対応したか?

その報告書を見てみましょう。

女性宮家の創設等の検討を無視

「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議の報告書

(以下、「報告書」と略す)

報告書の全文リンクは、以下のとおりです。

有識者会議報告書(本文)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/taii_tokurei/pdf/houkoku_honbun_20211222.pdf

上記報告書の8ページ目【4.皇位継承と皇族数の減少についての基本的な考え方】から

報告のメイン部分になります。

で、いきなり冒頭からスゴイです。

附帯決議で示された課題は、皇位継承の問題と皇族数の減少の問題の二つであります。
(報告書8ページ)

えっ・・・

先ほど確認しましたが、附帯決議で示された課題は

(ア)安定的な皇位継承を確保するための諸課題

(イ)女性宮家の創設等

の2点です。

日本語が読めれば、誰でもわかります。

ところが「有識者会議」は、

附帯決議で示された課題は、皇位継承の問題と皇族数の減少の問題の二つであります。

などと、妄想を言い出し

(イ)女性宮家の創設等」を完全無視して、

頼まれてもいない皇族数の減少の問題を持ち出しまます。

いきなりの国会決議無視。

なぜ、無視したのか理由も書いてません。

スゴイですねぇ~~~

6人の民間人様。

無敵の人たち。

国会決議なんて関係ないという強者。

民間人様スゴイわ。

で、結局、

秒で、「(イ)女性宮家の創設等」は無視されて終わりました。

皇位継承問題の検討も無視

(イ)女性宮家の創設等」を完全無視して、

附帯決議で示された課題は、皇位継承の問題と皇族数の減少の問題の二つであります。
(報告書8ページ)

と言い出した報告書。

ならば、その妄想に従って

1.皇位継承の問題

2.皇族数の減少の問題

の2点を検討すると思いきや、

6人の民間人様。

強者です(皮肉)

無敵はまだ終わりません。

少し長いですが、全部読んでいただきたいです。

報告書8ページ

皇位継承については、先に述べたとおり、現在、皇位継承資格者として、秋篠宮皇嗣殿下、悠仁親王殿下及び常陸宮正仁親王殿下の三方がおられます。

会議では、ヒアリングを通じて、これまでの皇位継承の歴史や伝統の重みについて改めて認識を深めることができました。このような皇位継承の流れの中で、将来において、皇位が悠仁親王殿下に受け継がれていくことになります。

ヒアリングの中では、皇位継承のルールについて悠仁親王殿下までは変えるべきでないとの意見がほとんどを占め、現時点において直ちに変更すべきとの意見は一つのみでありました。

皇位の継承という国家の基本に関わる事柄については、制度的な安定性が極めて重要であります。また、今に至る皇位継承の歴史を振り返るとき、次世代の皇位継承者がいらっしゃる中でその仕組みに大きな変更を加えることには、十分慎重でなければなりません。現行制度の下で歩まれてきたそれぞれの皇族方のこれまでの人生も重く受け止めなければなりません。

会議としては、今上陛下、秋篠宮皇嗣殿下、次世代の皇位継承資格者として悠仁親王殿下がいらっしゃることを前提に、この皇位継承の流れをゆるがせにしてはならないということで一致しました。

(報告書8ページ)(太字、下線等はラベンダーによる)

あちこちで立場の相違により、肯定的にも否定的に引用される「この皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない」という文言は、ここでこういう文脈で登場します。

だから、皇位継承問題に首を突っ込む以上、このくだりは必読になりますね。

まあ、これについても、いろいろ突っ込むことは可能ですが、あえてこれを良しとしましょう。

で、この文章の次が問題です。

続き

悠仁親王殿下の次代以降の皇位の継承について具体的に議論するには現状は機が熟しておらず、かえって皇位継承を不安定化させるとも考えられます。

以上を踏まえると、悠仁親王殿下の次代以降の皇位の継承については、将来において悠仁親王殿下の御年齢や御結婚等をめぐる状況を踏まえた上で議論を深めていくべきではないかと考えます。

(報告書8ページから9ページ)(太字、下線等はラベンダーによる)

はあ❓

今上陛下、秋篠宮皇嗣殿下、次世代の皇位継承資格者として悠仁親王殿下の流れをゆるがせにしない。

ということは、そこまでは決定してるってことですよね。

悠仁親王までは確定というのなら、

悠仁親王の次を検討するしかありませんよね。

悠仁親王しかいないから、不安定な状況なので、その次を検討する。

安定的な皇位継承を確保

というのは、

「ゆるがせにしない」という論理であるなら、

悠仁親王の次の話になりますよね。

ところが唐突に、6人の無敵民間人。

現状は機が熟しておらず、とか訳のわからないこと言って議論をしないことにした。

何ソレ?

つまり、

皇位継承問題も無視したわけです。

でも、

皇位継承問題の議論をやめてしまったら、

附帯決議の要請した

(ア)安定的な皇位継承を確保するための諸課題

を検討することはできません。

なぜなら

皇位継承権の範囲が、男系男子のままなのか、それとも女性、女系にまで拡大されるのか。

それによって、安定的な皇位継承を確保するための方策が、ぜんぜん異なりますからね。

何よりも先に、

皇位継承権の範囲

を検討しないと、前に進めないじゃないですか。

それを放棄するということは、

(ア)安定的な皇位継承を確保するための諸課題

の検討を放棄するのと同じです。

スゴイよね、有識者会議。

国会決議では、検討を要求してるんですが、

6人の無敵民間人様。

国会の決議なんて、知ったことじゃない。

附帯決議の内容を全部無視して、頼まれもしない妄想をいいだす。

アタマ大丈夫かい。

無敵すぎるわ

スゴイ人たちですね。

国会決議を無視する6人の民間人様

ハイハイハイハイ

すごいでしょう。

6人の無敵民間人様。

堂々と国会決議を無視。

国会で決議された附帯決議の要請である

(ア)安定的な皇位継承を確保するための諸課題

(イ)女性宮家の創設等

の検討を勝手に放棄して

頼まれもしないのに

皇族数の減少の問題

の検討を始めるわけですよ。

どこか精神が病んでるのでしょうか?

発達障害とか?

政府もスゴイ人達を連れてきましたね(嫌味)

で、結論として、

有識者会議なるものの報告書。

6人の無敵民間人様。

によって、国会決議は、ほぼほぼ無視され、

皇族数の減少の問題

が検討され報告されたわけです。

もう、この段階で、

「有識者会議」なるものの異常性が見えてますよね。

まあね、

カンのいい方は、無敵民間人様が、何で国会決議無視したのか想像がつくと思いますが

その理由は、次回への宿題といたします。

ということで

附帯決議の要請した

(ア)安定的な皇位継承を確保するための諸課題

(イ)女性宮家の創設等

の検討を放棄して、

皇族数の減少の問題

を検討した

有識者会議の無敵民間人様。

で、その報告が続くわけですが、

さらにさらに、驚愕の無敵ぶりを発揮します。

真面目に言えば、この有識者会議なるものが

政府の御用機関

だというのは、もちろん承知してます。

に、しても酷すぎる。

政府は、民主主義国の体裁を整えるために、この「有識者会議」なるものを設置したのでしょうが、

民間人の私的な会議が

公然と国会決議を無視するとか、

次回以降お話しますが、

公平中立な人選ではなく、

右翼人材をジャブジャブ投入し意見を言わせて(ヒアリング)、

公然と男系男子永久化へ導こうとするとか、

インチキが激しすぎて、もはや民主主義国の体裁すら崩壊してます。

ウンザリですよ。

気が滅入る作業ですが、

とにかく、このデタラメな連中を止めないと、本当にファシズムの国になりそうですからね。

新しい戦前

にしてはいけない。

頑張って、書き続けたいと思います。

次回もご期待ください。

ラベンダー

ではまた

<前回の記事> 

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オクラ
オクラ
2 hours ago

こんにちは ラベンダー様
ブログ更新ありがとうございます。

有識者会議と聞いたとき、「有識者」ってなんでその人?、と思った違和感、今に至っています。前回のブログも含め丁寧に解説頂き、あらためてその異常さを認識しました。本当に酷い話です。こんな屁理屈が罷り通っていいはずがありません。
ラベンダー様のさらなる追及、期待しています。
よろしくお願いします。

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