皇室の未来について（愛子天皇編）

私は、天皇家支持でもなく、秋篠宮家支持でもありません。
皇室全体の繁栄という観点より、天皇家、秋篠宮家の批判をしています。

その関係で、検討すべき論点は多岐にわたってます。

ただ、どのテーマを書くことができるかは流動的です。

その時の状況とか、緊急性とか、情報収集の具合とか、いろんな要素によって変わりますが、特に調査の内容に左右されます。
信者やユーチューバーのように、妄想で誹謗中傷するのなら調査は必要ないですが、真っ当な批判をやるのは、下準備に時間がかかります。
調査が進まないと、なかなか記事化できません。

なので、現実に、やりかけの問題を途中で放置してあるのもいくつかありますが、それは気長に待っていただきたいと思います.

どのテーマが記事化されるかは、運です。

すべては調査しだい。
私にも、わかりません。

ただし、
秋篠宮邸問題は最優先ですので、できるだけ早く記事化したいと思います。

やりたいことはたくさんありますが、なかなか時間がない。

そんな感じですね。

さて、

今日はお盆休みですし、
手持ちの知識で雑談系。

「皇室の未来について」

語ってみたいと思います。

よろしくお願いいたします。

＜秋篠宮邸追及シリーズ＞

皇室制度の問題点概要

皇室の未来について、大きな問題は

（ア）皇位継承
（イ）皇族数の確保

の２つがあります。

この（ア）皇位継承と（イ）皇族数の確保は、別々の議論になってるのが重要です。

自称専門家や国会議員でも、これがごちゃごちゃになってる人が多い。

（ア）皇位継承と（イ）皇族数の確保は、別問題。

めちゃめちゃ重要です。ご注意ください。

これについて、現状の日本政府の立場は

次に、（イ）皇族数の確保ですが、一応、３案示されています。

現在の政府・与党の立場では、「女性・女系天皇」は検討しないことになってます。
検討しないということは、１ミリも前には進みません。
いたずらに時間が空費されるということです。

でも、政府・与党は、それでいいと言ってるので、
このまま検討されないで、１０年～２０年くらいは経過するでしょうね。
その間に、愛子内親王が結婚すれば、愛子天皇の可能性は消滅。
その間に、悠仁親王に男子のお子様が誕生すれば、問題解決。
そのお子様の成長を待つということになるので、そこから、さらに３０年くらいは検討されないでしょう。

なので、普通に考えれば、
私たちが生きてる間に、「女性・女系天皇」は検討すらされない

という可能性はあります。
もし、「女性・女系天皇」を目指すというのであれば、最低でも自民党政権は終わらせて、「女性・女系天皇」を検討する政権へ交代が必要だと思います。

けど、そんな政権交代できるのでしょうか？？？？

無理でしょう。

そもそも野党も「男系男子」でいいと言ってる人多いですからね。

無理ですね。

日本国民は愛子天皇に何の関心もない

ご存じの通り、愛子天皇派を名乗る人たちが、毎日のように秋篠宮家攻撃を繰り返してます。

秋篠宮家に粘着し、人格攻撃・悪質な中傷攻撃することで、秋篠宮家の価値を貶め愛子天皇を実現させる。

精神的な暴力行為を繰り返すことで、自分たちの目的（愛子天皇）を達成する。

そういう暴力的な思想なのでしょう。

しかし、現実に、効果あるのでしょうか？？？

そういう秋篠宮家攻撃を見た一般国民が、愛子天皇へと動くのかどうか。
これは議論するまでもありません。

ヤクザを支持するのはヤクザ
言論暴力を支持するのは言論暴力人間
誹謗中傷人間を支持するのは誹謗中傷人間

国民はバカではないので、いくら秋篠宮家に問題があるからといって、それを暴力的に攻撃し続ける人たちを支持する人は少ないと思います。

秋篠宮家が気に入らないから

秋篠宮家許せない

と思う一般人は結構いると思います。
しかし、
それは気に入らない芸能人を中傷するのと同じで、秋篠宮家が気に入らないからといって、「愛子天皇」に賛同するわけないですよ。

どれだけ秋篠宮家を攻撃しても、それが「愛子天皇」にはつながらない。

いいかげん、当たり前の事実に気づくべきです。

例えば、コレ。

ジャーナリストの横田由美子さんが呼び掛けたこの署名運動。

４月中旬から７月末まで、行われたようですが、
著名な人が呼びかけた運動であるのにもかかわらず、ごらんのとおり

「署名数９９３人」

約３カ月半で９９３人ですか。
日本の人口は１億人以上いますからね。
しかも、
「ゴーマニズム宣言SPECIAL愛子天皇論」の発売日が６月１５日ですから、
本の影響で愛子天皇派は増えてるはずなのに、この数字ですからね。

異常に少なすぎて、どうしようもないでしょう。

次に、コレ

このネット署名活動は、２０１９年の１０月から始まってますので、約３年１０カ月経過しましたが、

「署名数６６９４人（約４年）」

３年１０カ月で６６９４人ですからね。
１カ月に直すと
６６９４÷４６　＝　１４５
１カ月あたり１４５人の署名。
少なすぎて、どうしようもありません。

同じサイトのネット署名
例えば、「学校の断熱改修を、早急に進めてください」は、１カ月で２万を超える署名を集めてます。

つまり、こういうことですね。

学校の断熱改修　⇒　１カ月あたり、約２万５千人の署名
愛子皇太子実現　⇒　１カ月あたり、約１５０人の署名

ネット署名なんて、ほとんどリスクのない話。
なのに、１カ月あたり１５０人ほどしか署名が集まらない。
少なすぎて、笑うしかないですよ。

ちなみに、最近の他の署名活動を見てみますと

#NoBarbenheimer　映画『バービー』と『オッペンハイマー』の配給会社に行動を求めます
（２週間で約２万２千人の署名）
FIFAは故郷を追われたアフガニスタンの女子サッカー代表チームを承認してください
（１週間で約１１万人の署名）
神宮外苑1000本の樹木を切らないで～再開発計画は見直しを！
（６カ月で約２１万人の署名）
【再審　冤罪袴田事件】検察は有罪立証方針を撤回して速やかな無罪判決のために審理に協力してください！！
（１カ月で約４万５千人の署名）

愛子さまを天皇（令和の皇太子）に！！
私たちは女性の皇位継承を可能にする 皇室典範の改正を求めます。

は４年かけて約７千人。
１カ月あたり約１５０人程度の署名。
異常に少ないです。

愛子天皇を主張し、毎日、声を上げてる人、たくさんいますよね。
学校の断熱改修を主張し、毎日、声を上げてる人、見たことないですよ。

愛子天皇を主張し、雑誌などに記事を書いた人、多数いますよね。
学校の断熱改修を主張し、雑誌などに記事書いた人、見たことないですよ。

愛子天皇を主張したマンガ本が出版されましたが、
学校の断熱改修を主張したマンガ本は出版されません。

愛子天皇を主張する有名な人、いろいろいますよね。
学校の断熱改修を主張してる有名な人、見たことないですよ。

でも、

学校の断熱改修　⇒　１カ月で、約２万５千人の署名
愛子皇太子実現　⇒　１カ月で、約１５０人の署名

「学校の断熱改修」程度の小さい話でも、愛子皇太子実現よりも何百倍も関心が高い。
たぶん、愛子皇太子実現より関心の高い社会問題は、他にも無数にあると思います。

これだけ必死に、毎日、愛子天皇を主張してるのに、
これだけ必死に、毎日、愛子天皇について声を上げてるのに、

国民の大多数は愛子天皇に何の関心もない

不都合な現実だとは思いますが、

国民の大多数は愛子天皇に何の関心もない

こんな明快な話もないと思いますよ。

愛子天皇派は、アンケートで８割が女性天皇に賛成っていうけど、
男女平等の話として、賛成・反対を問われれば、賛成が多数になるのは当然。

しかし、
国民の大多数は愛子天皇に興味ない
だから、アンケートで
８割賛成とか、何の意味もない。
一部の信者以外、誰も動かないから
現実は、１ミリも進まない。

国民の大多数は愛子天皇に何の関心もないから

何も現実は進まない。

それが結論。

天皇家の子孫の生き残る道

ネット署名すら、まともに集められないのに、
リアルに法改正を実現するなんて、ありえないでしょう。

４年間で７０００人程度の署名しか集まらない

どうしようもないでしょう。
さらに、

愛子天皇推進派の与党国会議員は、ゼロ。
男系男子派の与党国会議員は３００名以上

無理なものは無理。
現実を直視すべきです。

だから、
ここで、以前からの宿題の種明かしをします。

天皇家がその子孫を皇室に残す可能性。
現状では、ほぼありません。

天皇家は今上陛下の代で消滅

９０％以上、そうなるでしょうね。

つまり
男系男子派VS天皇家
という図式では、天皇家は滅びるしかありません。
勝てません。
なぜなら、

男系男子派は政治権力をがっちり握ってる
男系男子派は経済界にもしっかり浸透してる
男系男子派は岩盤保守層の手厚い支持がある

これを打ち破るということは、
日本の支配層・権力層を打ち破ることになるので、
そんな力は、逆立ちしても天皇家にはありません。

今のままでは、滅びるしかないでしょうね。

国民の力って言っても
４年間で７０００人程度の署名しか集まらない
不人気。無関心。
信者が大絶賛するような愛子人気は、どこにも存在しない。

さらに、両陛下結婚３０年についてのヤフコメ記事。
コメント数、異常に少ないです。
大多数の国民は、両陛下にも関心はない。
不人気。無関心。
だから
国民世論の後押しという展開も考えられない。

これでは、どうにもなりません。
連中には勝てない。
勝敗は明白。

天皇家は今上陛下の代で消滅

それをどうしても回避したいのであれば、
どうすればいいか？？？
簡単ですよね。
戦って勝てないのだから、

男系男子派VS天皇家

をやめるしかない。明快ですよ。

男女平等だぁ～
直系優先だぁ～
と理屈こねてみたところで、岩盤保守層はビクともしませんって。

理屈で現実は動かない
現実を動かすのは権力

相手を倒す実力がないのだから、相手と組むしかありません。
そう
男系男子派と手を組む

それしか、子孫を皇室に残す手段はないと思います。

政府・与党が、なぜ、「内親王・女王の終身皇族」を検討しないでサボっているのか。
それは、岩盤保守層からの圧力があるのでしょう。

天皇家の子孫を皇室に残してはならない

そういう意味。
本来なら、皇族の減少という問題があるので、さっさと議論を進めないといけません。
しかし、ここまで何もしないでサボってるのは、

天皇家の子孫を皇室に残してはならない

という意図としか思えないですね。
愛子さまを永久皇族にすると、女性・女系天皇の方向へ持っていかれるおそれがある。
だから、その可能性をつぶすまでは、妥協しないということですよ。

愛子内親王が降嫁したら、ゲームセット。

それまで、岩盤保守層からの圧力により、政府・与党は「内親王・女王を終身皇族」を進めないと思います。

時間攻めということですよ。

（ア）愛子内親王が降嫁する
（イ）愛子内親王が未婚のまま子供を産めない年齢になる

このどちらかになるまで、
それまでは知らんぷりして、時間攻め。

天皇家の子孫を皇室に残さない

という状況を確定したい。
そういうことだと思ってます。

だから、
天皇家の子孫を皇室に残すということを考えた場合。
最低でも

男系男子派VS天皇家

という状況をやめて、愛子内親王の子孫が皇室に残れるように、取引するしかありません。
少なくとも、
愛子天皇はあきらめて、
悠仁親王までの皇位継承は認めるしかないでしょうね。
そうしないと、連中が交渉や取引に応じることはないでしょう。
たとえば、一例ですが

愛子さまの子孫が皇室に残れるようにする。
その代わり、悠仁親王までの継承権はゆるがせない。

もともと、悠仁親王までの継承権をひっくり返せる可能性は、ほぼありません。
だから、この取引が成立するかどうかは微妙です。

ただ、どういう取引条件であれ、
愛子さまの子孫が皇室に残れるよう、連中と取引する。
取引しないで、今のまま、男系男子派と全面戦争を続けると

天皇家は今上陛下の代で消滅

ということになると思います。

天皇家支持者と称し、秋篠宮家へ人格攻撃を続ける人たち。

徹底的に戦争して秋篠宮家を滅ぼそう、という意図とは思いますが、
それは戦前の日本と同じですよ。

冷静に分析すれば勝ち目がない戦争なのに、
現実を見ようとせず、
精神論プロパガンダと「鬼畜米英」など敵愾心を煽るスローガンとで国民を洗脳して、
地獄戦争を一直線に突き進み、多くの国民を死なせた悲惨な戦争の歴史。

学べよ。

天皇家に対する異常な大絶賛（＝精神論プロパガンダ）
秋篠宮家に対する異常な人格攻撃（＝敵愾心を煽る）

戦前日本と同じ。

悲惨な結末が予見されますね。

ちなみに、

当ブログを続けて読んでいただいてる皆様はよくご存じかと思いますが、
私は
愛子さまは、自由な民間人として幸福追求すべし

という立場です。
だから、そもそも
愛子さまの子孫を皇室に残すというプランには反対
ですが、
今回は、そういう私個人の見解は無視して、

天皇家の子孫を皇室に残す

という意味で冷静検討した場合、こういう帰結になるしかない。
そういうことでございます。

愛子天皇運動は論外ですよ。

愛子天皇を主張するというのは、
男系男子派との全面戦争になるので、
どちらかが滅びるしかありませんが、

実力的に、どちらが滅びるかは明らかですよね。

理屈で現実は動かない
現実を動かすのは権力

言うまでもないですが、今上陛下は男系男子なので、男系男子派と組もうと思えば組めなくはないです。
やる気の問題ですけどね。

ただ、見た感じ、そういう「権謀術数」ができる人物には見えないので、
このまま何もしないで、自然に滅びる。
そんな感じになると予想されます。
それも時代の流れ。
仕方ないかなと。

ただ、悲観することないです。
次回、お話しますが、秋篠宮家も長くは持たないと思います。
どっちもどっちですね。
現状の秋篠宮家バッシングの話ではないです。
ぜんぜん別の話。
根本的に長持ちしない問題点があります。

長くなりましたので、
そのあたりは次回ということにしたいと思います。

ううむ・・・
今思い出しましたが、
今日は「雑談」だったはずですね（苦笑）
「雑談」といいながら、激しく深刻な話を連発するという・・・
これがラベンダーの平常運転ですね。
ははは（笑）

次回に続きます。

ではまた